敏感肌だけじゃなく
顔の赤みの症状も出てきた…。
原因はなんなの？
こんな疑問に答えます。
この記事では
赤ら顔に悩まされて１０年以上の筆者が
「敏感肌による顔の赤みの原因」
について解説していきます。
敏感肌による赤ら顔とは
皮膚には、外からの刺激物質や
細菌などの異物の侵入を防ぐための
バリア機能という仕組みが備わっています。
しかし皮膚のバリア機能が低下すると
刺激物質や細菌などに
突破されてしまう場合があるのです。
その際には肌を守るため
免疫という機能が働きます。
皮膚の赤みは、免疫反応の１つであり
肌を守るために起こる炎症反応の１つです。
身体は、異物を排除するための免疫細胞などを
血流と一緒に皮膚に届けます。
すると一時的に毛細血管が拡張し
患部に向かって血流量が増加します。
皮膚の表面はおよそ0.2mm程度しかないため
拡張した毛細血管の赤みは
表皮を通して目で見て確認することが
できるようになってしまうのです。
これが顔の赤みが起こるメカニズムになります。
敏感肌による赤ら顔の原因
敏感肌による赤ら顔の原因は
皮膚のバリア機能が低下し
乾燥が悪化して敏感肌になることで
赤く見えてしまうことです。
また、ピーリングのやり過ぎや
肌に合わない化粧品
アレルギーなどの
外的刺激で炎症を起こし赤みが出ることも。
赤ら顔の症状が出やすいです。
その他にも
ストレスや食生活の乱れなど
生活習慣の乱れも
バリア機能の低下につながるため
敏感肌の原因になります。
敏感肌による赤ら顔の症状
敏感肌は
肌が乾燥してカサつき感があり
ちょっとした刺激でも
肌トラブルが起こりやすいのが特徴です。
人によっては
アトピー性皮膚炎につながる場合もあります。
では、敏感肌によって赤ら顔になった場合は
どのような症状が出るのでしょうか。
赤み
肌には通常
皮膚のバリア機能が備わっています。
肌の表面は皮脂膜という
皮脂で覆われた状態であり
肌の水分が逃げないようにして
刺激を受けにくい状態になっています。
ところが敏感肌は
皮膚のバリア機能が低下している状態です。
すると肌の水分を保つことができなくなるため
肌は乾燥し、外からの刺激を受けやすくなります。
そのため刺激を受けて
炎症を起こした肌は赤くなってしまうのです。
かゆみ
痛みや熱い・冷たいなど
皮膚では色々な感覚を感じることができます。
しかし、実はかゆみを感じる仕組みについては
未だに分からないことが多くあるのです。
かゆみは、皮膚の中にかゆみをキャッチする
独自のかゆみ受容器のようなものがあり
それに刺激が加わることで
起こるのではないかと言われています。
かゆみ受容器が作用する刺激には
皮膚に触れたものや
温度の変化などによる物理的なものと
細菌などが侵入し
かゆみを引き起こす物質が分泌されたことによる
化学的なものがあります。
かゆみを感じると掻いてしまいがちですが
掻いてしまうとさらにかゆくなる
というのも経験的によく知られた現象です。
これは皮膚のバリア機能が
物理的に破壊されてしまい
外からの刺激を
いつもより受けやすくなってしまうためです。
その際にかゆみを引き起こす
物質の分泌が起こるため
さらにかゆみを感じてしまう
という悪循環へとつながります。
敏感肌による顔の赤みを改善するためには
敏感肌を改善するためには
日々のスキンケアや生活習慣が大切です。
肌への刺激を抑えることや
乾燥肌を防ぐように行動することで
敏感肌が治療されていくと考えます。
具体的にどのようなことをすれば良いかは
こちらの記事で解説しています▽
まとめ
いつまで経っても敏感肌が治らない場合は
敏感肌になっている原因が
取り除けていないことが多いです。
そんな時は、もう１度自分の生活を見直して
原因になっていることがないか考えてみましょう。
そのうえで、毎日スキンケアを行えば
徐々に回復していくはずです。
しかし、赤いブツブツができ始めたり
赤みの範囲がどんどん広がっていく場合は
その他の皮膚炎の可能性もあるため
１度医師に診断してもらうようにしましょう。
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