
酒さ様皮膚炎の肌は
保湿しない方が良いっていうのは本当なの?
こんな疑問に答えます。
この記事では
赤ら顔に悩み続けて10年以上の筆者が
「酒さ様皮膚炎は保湿しない方が良い?」
ということについて解説していきます。
酒さ様皮膚炎は保湿しない方が良い?
酒さ様皮膚炎の肌には
むやみに触らないことや
擦らないことなど
刺激を与える行為は
なるべく控えるようにするべきです。
肌を擦ったりすることによって
肌のバリア層がさらに破壊され
肌が回復する余裕がなくなるからです。
この辺りはよく分かっている人も
多いかと思いますが
普通に化粧水を付けたり、薬を塗る行為も
「肌に強い刺激を与えている」と考えられているのです。
もちろん普通の肌の人であれば
この程度のことは問題にならないのですが
酒さ様皮膚炎の症状が出ている部分には
肌に触るという行為は刺激になってしまいます。
このことから
酒さ様皮膚炎を治療するには
肌に触れたりするスキンケアは避けて
何もしないほうがいいのでは?
という意見が生まれました。
保湿に関してもそうです。
何もしないほうがいいのなら
保湿もやめるべき。
という考え方から
あえて保湿をしない『脱保湿ケア』を行う方もいます。
実際のところ、脱保湿ケアによって
肌の状態が改善されている方もたくさんいます。
これは何もしない事によって
肌本来の働きが戻り
保湿による効果よりも
「何もしない」事による効果が
上回った結果であると考えられます。
保湿による血行促進効果
実は保湿には血行を促進する効果があります。
血の巡りが良くなることは
通常であればとてもいい事なのはなんとなく分かるはず。
血の巡りを良くすることによって
栄養素などがしっかり体中に届き
老廃物の排出を助け
傷の治りも早くなったります。
しかし
この血行の促進は酒さ様皮膚炎の肌には
あまり良くないことになることも。
血の巡りが良くなることで起こる
影響の1つとして『肌の温度が上昇する』
というものがあります。
血の巡りが良くなると、身体が温かくなります。
それと同じように
肌の温度も上がるのですが
これが酒さ様皮膚炎の肌には良くない
と言われています。
肌の温度が上がることによって熱がこもり
かえって炎症が促進される。
ということが起こりえるのです。
保湿をした後によく顔がほてる。と言う場合は
この血行促進の影響である可能性があります。
保湿と脱保湿どっちを行うべき?
ただ、こうなると
保湿をするのは間違いで脱保湿が正しいの?
ということを感じるかと思います。
結論から言えば、どちらも正しい。です。
保湿をすることで
肌の状態が悪化するのなら
脱保湿をするべきですし
そうでないならしっかりと保湿をした方が
肌の改善が進むかと考えます。
ただ、皮むけが始まった時など
状況によっては脱保湿ケアをしていても
保湿をした方が良い場合もあるかもしれません。
ただ、保湿を行うにしても
自分の肌に合った保湿剤を選ばないと
逆効果になってしまうことも多いです。
酒さ様皮膚炎の肌はとてもデリケートなため
改善する商品に巡り合うよりも
悪化する商品か、悪化はしないまでも
改善もしない商品に
たどり着いてしまう可能性の方が高いです。
ですが、肌の状態が徐々に改善していけば
そこまで難しいことではなくなってきますので
スキンケア商品をあれこれと試すのは
肌状態がある程度改善してからの方が無難かもしれません。
まとめ
保湿にも脱保湿にもそれぞれの利点がありますが
酒さ様皮膚炎の肌は
保湿によるメリットを受けにくく
デメリットを受けやすい肌と言えます。
もし、自分に合った商品が見つかれば
積極的に使用していくといいでしょう。
しかし、そうでない場合も
悲観的になる必要はありません。
商品が合わない方が圧倒的に確率が高いのです。
保湿でも脱保湿でも、自分の肌状態に合わせて
無理をせずに取り入れていける事が
一番良い結果を生むと考えます。

1度、自分の肌と
相談してみましょう。
【解説】赤ら顔の原因・症状・対策法とは。
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症状によって、有効な対策も変わってくるので
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酒さ様皮膚炎におすすめの化粧水
保湿ケアを行う場合は
化粧水などのスキンケアアイテムが必須になります。
でも、どんな化粧水を使うのが
良いのか分からない!という人もいるはず。
そんな人のために
赤ら顔の筆者が実際に使ってみて
良かったものを4つほど紹介しています。
炎症や化膿にも効く薬
皆さんは『ルミンA』
という薬をご存知でしょうか。
この薬は、炎症や化膿にも
効果があるとされている薬です。
また、身体全体の回復力を
高めてくれる効能もあります。
酒さ様皮膚炎の改善には
肌本来の回復力が重要になります。
このルミンAを使うことで
回復力が高まり
症状の改善にも効果が期待できるでしょう。
しかし、あくまで薬なので
内服薬などを処方されている場合は
かかりつけの医師に相談してから使用しましょう。
詳しくはこちらの記事で解説しています▽
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