皮膚が薄くて赤みが気になる…。
こんな時ってどうやって
スキンケアしていけばいいの?
こんな疑問に答えます。
この記事では
赤ら顔に悩み続けて10年以上の筆者が
皮膚が薄くて赤みが気になる人のための
スキンケア方法について解説していきます。
皮膚が薄くて赤みが気になる人のためのスキンケア法
基本的に毎日行うことになるスキンケアですが
なるべく皮膚への刺激を抑えることが大切です。
皮膚が薄い人は、皮膚のバリア機能が
普通の肌よりも弱いことが多いためです。
また、赤みが気になるということは
敏感肌による炎症
である可能性が考えられます。
顔の赤みを抑えるためには
毛細血管や皮膚への刺激を
なるべく抑えることが大切。
皮膚と毛細血管への
刺激を抑えたスキンケアを行い
徐々に皮膚や毛細血管を
過敏な反応をしない状態に
作り変えていくことが重要ということです。
ただ、顔の赤みの改善には時間が掛かるため
即効性はありませんが
「塵も積もれば山となる」ように
少しずつですが改善していくことが可能です。
では、具体的に
どのようなことを
意識すればいいのか
解説していきます。
優しく洗顔する
毎日行うことになる洗顔ですが
皮膚への刺激を
なるべく抑えるように意識しましょう。
・洗顔は1日2回まで
・洗顔料を十分に泡立てる
・手で洗うというより、泡で洗うように意識する
・常温の水もしくはぬるま湯で洗い流す
・顔を押さえるようにして水分を拭き取る
・洗顔後はすぐに保湿する
肌を常に清潔にしようと
何度も洗顔をしたくなる人もいるかと思います。
しかし、何度も洗顔を行うことは肌への負担になり
毛細血管にも刺激を与えることになるので
何度も洗顔するのはやめましょう。
ちなみに洗顔をするときは
たっぷりの泡で
肌に刺激を与えないように洗うのがポイント。
手で洗うというより
泡で洗うというイメージで
優しく洗顔しましょう。
洗い終わったら、常温または
少しぬるめのお湯で優しくすすぎます。
最後に清潔なタオルでゴシゴシと拭くのではなく
顔を押さえるようにして、水分を拭き取ります。
とにかく優しく丁寧に
がポイントです。
しっかりと保湿をする
毎日の保湿は必須です。
特に洗顔後の肌は
とても乾燥しやすい状態になっています。
そのまま何もケアをしないと
肌が乾燥してしまい
敏感肌になってしまうことも。
敏感肌になってしまうと
毛細血管への刺激も多くなり
更なる赤みや炎症の原因にもなります。
洗顔後には化粧水、乳液、クリームなどを使い
しっかり保湿をして
水分と油分のバランスを整えてあげましょう。
保湿をする時も、肌に塗るという感じではなく
ハンドプレスで優しく馴染ませましょう。
クレンジングの見直し
クレンジング剤は合成界面活性剤
というものが多いほど洗浄力が強く
肌を守ってくれている必要な皮脂も
一緒に洗い落としてしまうことも。
ただ、合成界面活性剤は
「合成界面活性剤」とは
表記されてないことが多く
よく分からない名称で
表記してあることが多いです。
合成界面活性剤を避けるためには
成分表に無添加や合成界面活性剤フリーなどと
表記してあるものを使うようにしましょう。
また、洗浄力が強い場合が多い
オイルクレンジング剤は極力使わないように。
ミルクタイプのクレンジング剤が
肌に優しいためおすすめですが
その分、洗浄力も弱くなるので
できれば濃いメイクは控えるように。
ちなみに赤ら顔ケアにも有効な
洗顔料・クレンジング剤については
こちらの記事で紹介しています▽
赤ら顔向けのアイテムを使う
赤ら顔に悩む人は、年々増加していて
それに合わせて赤ら顔向けのアイテムも
いろいろ発売されています。
赤ら顔向けのアイテムには
赤ら顔を改善するための成分が
配合されているものが多いため
赤ら顔を改善するために
そういったアイテムを使うのは
赤ら顔改善の方法の1つと言えるでしょう。
を定期便で購入して使っていました。
ただ、そういったアイテムを使わないと
赤ら顔が治らない!というわけではないので
自分が良いと思えるものがあったら使ってみる。
くらいの気持ちで良いでしょう。
強いて言うなら、「セラミド」などの肌の保水力や
バリア機能を高めてくれる成分が配合されている
ものが良いかと思います。
ビタミンを摂取する
皮膚科などの治療でも、ビタミンを肌に塗る
「ビタミン導入」という治療法があります。
というのも、毛細血管に影響を与える
ビタミンの効能として
ビタミンEには「毛細血管の透過性の抑制」
つまり、毛細血管が肌から透けて見えるのを
抑える効果があります。
また、ビタミンKには
炎症や赤みを抑える効果があり
肌のバリア機能も高めてくれるため
非常に有効なビタミンと言えるでしょう。
紫外線対策をする
皮膚には、水分の蒸発や外部の刺激から
肌を守る働きの肌のバリア機能があります。
しかし、紫外線は皮膚を酸化させ
肌のバリア機能を低下させてしまいます。
その結果、肌が乾燥しやすくなり
乾燥肌や敏感肌になる原因になることも。
紫外線はもちろん赤ら顔にもよくありません。
赤ら顔の改善の邪魔になるだけでなく
症状が悪化する場合もあります。
日焼け止めクリームを普段から使うようにしたり
帽子などで直接光をさえぎるようにしましょう。
皮膚が薄くなるのは何故?
表皮や真皮が薄くなると
(菲薄化/ひはくか)
肌は敏感になりやすく
ひりつきや刺激を
感じやすくなっています。
菲薄化は年齢を重ねることで
起こりやすくなります。
加齢による女性ホルモン
(エストロゲン)の低下により
真皮のコラーゲンや
エラスチンの生成量が低下するためです。
また、年齢に関係なく
摩擦の強い洗顔やクレンジング
ピーリングを頻繁に行うことにより
表皮の最も外側に存在する
角層にダメージが及び
ターンオーバーのリズムが乱れることで
未熟な細胞が肌表面に現れ
バリア機能が低下しやすくなります。
皮膚が薄くなることを菲薄化と呼びます。
基本的には年齢とともに
皮膚が薄くなっていくことを呼びますが
間違ったスキンケア法によって起こる
皮膚の薄さを呼ぶこともあります。
皮膚が薄くなる原因には以下の3つがあります。
- 肌のこすりすぎ
- ホルモンバランスの乱れ
- 生まれつきのもの
肌のこすり過ぎ
肌をゴシゴシとこすったり
過度なマッサージを続けることで
少しずつ皮膚は削れていきます。
すると、やがて毛細血管の赤みが
見える状態まで皮膚が薄くなり
赤ら顔の症状が出てしまうのです。
ただ、これは元々の皮膚の厚みや皮膚の回復力
皮膚を削る行為をどれほどの頻度で行ったかなど
様々な要因があるので
人によって肌が薄くなるのが早い人もいれば
ある程度 歳を重ねてから症状が出る人もいます。
また、ステロイド長期使用の
副作用で皮膚が薄くなる人も
いるようです。
ホルモンバランスの乱れ
男性ホルモンや女性ホルモンは
男女関係なく人の体に存在する
非常に大事な成分になります。
しかし年齢を重ねていくと
どうしてもホルモンバランスが
崩れやすくなります。
特に女性ホルモンが減ることによって
肌の弾力の元になる
コラーゲンやエラスチンの量が減ってしまい
肌細胞を作る力も弱くなるので
徐々に表皮も薄くなっていきます。
すると結果的に皮膚自体が
薄くなることになるのです。
生まれつき
皮膚が薄くなる。
という意味では違うかもしれませんが
生まれつき皮膚が薄い人や
なってしまっている人もいます。
原因としては、遺伝が多いとされています。
特徴として、色白で日焼けをしても
肌が赤くなるだけ。というタイプが多いです。
まとめ
やはり大切になるのは
スキンケアによる日々の積み重ねです。
刺激の少ないケアを続けることで
少しずつ症状を改善していくことが
できるでしょう。
・優しく丁寧に洗顔しよう
・しっかり保湿をしよう
・クレンジングを見直そう
・赤ら顔向けのアイテムを使ってみよう
・ビタミンを摂取しよう
・紫外線対策をしよう
少しずつ始めてみましょう。
【解説】赤ら顔の原因・症状・対策法とは。
akaragao blogでは、赤ら顔の原因・症状別に
治すための知識や効果的な商品を紹介しています。
症状によって、有効な対策も変わってくるので
ぜひチェックしてみてくださいね。
【画像比較】筆者の顔の毛細血管拡張症はどう改善したか
生まれつきの毛細血管拡張症に
悩まされてきた私ですが
振り返ればかなり改善することができました。
せっかくなので画像で比較して
どれだけ改善したのか見比べることに。
この記事では
私が毛細血管拡張症を改善するために
どんなことをしてきたのかについても
紹介・解説しています。
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