酒さ様皮膚炎に効き目がある市販の漢方薬まとめ|効能・注意点

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酒さ様皮膚炎に効き目がある

漢方薬が知りたい…。

こんな人におすすめの記事です。

 

酒さ様皮膚炎の症状は

顔のほてりや痛み・かゆみも伴います。

 

しかし、肌の自然治癒を邪魔しないのも

治療の1つのため、顔を掻いたり

症状を完全に抑える塗り薬などは使えません。

 

そのため、治療は毎日我慢の日々になり

精神的ストレスもかなり溜まります。

 

漢方薬は

皮膚の状態と体全体のバランスを考えながら

皮膚症状の悪化を抑え

治療を乗り切るための

メンタル面のケアなどを行います。

 

 

この記事で分かること

・漢方における酒さ様皮膚炎の考え方

・酒さ様皮膚炎に効き目がある漢方薬

 

 

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漢方における酒さ様皮膚炎の考え方

漢方を含む東洋医学的には

酒さ様皮膚炎の症状

赤みほてり・ニキビ)に対しては

難しい言葉ですが

おもに湿熱しつねつ血熱けつねつなどの

「熱」が関与していると考えます。

 

また、毛細血管の拡張した状態は

漢方では血の巡りの悪くなった

瘀血おけつ」の状態ともいえます。

 

湿熱とは

湿熱しつねつとは

体に不要な水分や老廃物が溜まって

熱をもった状態のこと。

 

湿熱の状態になってしまう理由は

胃腸の状態や日頃の生活習慣なども

大きく影響していると考えられています。

 

血熱とは

血熱けつねつとは、その名の通り

血に熱がこもった状態で

強い赤みやほてりの

原因にもなっているものです。

 

熱というのは症状の悪化にも関係があり

酒さ様皮膚炎の肌に良くないものと言えます。

 

瘀血とは

瘀血おけつとは、血の巡りが悪く

血の滞った状態のことを言います。

 

簡単に言えば「血行不良けっこうふりょう」のことです。

 

漢方医学において血は

身体中に栄養供給したり

精神状態を安定させる働きを担っています。

 

栄養を運ぶという点は

私たちがよく診察してもらう

西洋医学における「血液」の考えと近いですが

精神状態にも影響するというのは

漢方独特の考えです。

 

そのため、瘀血おけつに陥ってしまうと

全身または部分的なこり感や痛み

さらに栄養不良状態

不安感や不眠といった精神症状も

現れてしまうと漢方では考えられます。

 

このように漢方において

血行不良はとても幅広い症状を

引き起こすものと考えられています。

 

酒さ様皮膚炎に効き目のある漢方薬

実際に処方されることもある

酒さ様皮膚炎に効き目がある

市販でも買える漢方薬を5つほど紹介します。

 

自分の症状に合ったものを使ってみましょう。

 

十味敗毒湯


十味敗毒湯じゅうみはいどくとう

 

十味敗毒湯は

酒さ対策の代表的な処方薬とされていますが

酒さ様皮膚炎にも有効です。

 

赤みや熱をもった湿疹

化膿したにきびに

対して処方されています。

 

 

《十味敗毒湯が向いている方》

  • 顔の赤みの症状がある方
  • 痒みや痛みの症状がある方
  • 化膿する湿疹がある方

 

《この漢方薬が効く主な症状》

湿疹・皮膚炎・化膿・皮膚のかゆみ

皮膚の痛み・じんましん

 

✓さらに詳しく解説されているサイト

 

温清飲


温清飲うんせいいん

 

温清飲は皮膚のカサカサとした乾燥が

気になる方におすすめです。

 

 

《温清飲が向いている方》

  • 皮膚のかゆみがある方
  • 皮膚がカサカサする方
  • 血行が悪くのぼせやすい方
  • イライラしやすい方

 

《この漢方薬が効く主な症状》

湿疹・皮膚炎・皮膚のかゆみ

皮膚の乾燥・冷えのぼせ・神経症

 

✓さらに詳しく解説されているサイト

 

清上防風湯


清上防風湯せいじょうぼうふうとう 

 

清上防風湯は「熱」によって生じた

ニキビ・顔の湿疹・皮膚炎に効き目があります。

 

また、顔のほてり・のぼせがあり

暑がりの方におすすめと言えるでしょう。

 

 

《清上防風湯が向いている方》

  • 皮膚の炎症がある方
  • 皮膚のかゆみがある方
  • 化膿した湿疹・ニキビがある方
  • 赤ら顔でのぼせの症状がある方

 

《この漢方薬が効く主な症状》

湿疹・皮膚炎・皮膚のかゆみ・皮膚の化膿

赤ニキビ・のぼせ・あかはな(酒さ)

 

✓さらに詳しく解説されているサイト

 

桂枝茯苓丸


桂枝茯苓丸けいしぶくりょうがん

 

桂枝茯苓丸は、血の巡りが悪く

下半身の冷えや

冷えのぼせのある方に向いています。

 

 

《桂枝茯苓丸が向いている方》

  • のぼせて足は冷える赤ら顔の方
  • 血行が悪く、肩がこる方
  • シミやしもやけができやすい方
  • 打ち身後にあざが長く残る方

 

《この漢方薬が効く主な症状》

冷えのぼせ・肩こり・めまい・頭重・シミ・青あざ

しもやけ・湿疹・皮膚炎・にきび・更年期障害

 

✓さらに詳しく解説されているサイト

 

黄連解毒湯


黄連解毒湯おうれんげどくとう

 

黄連解毒湯は

血の巡りが悪い人の体を冷やして熱をとり

炎症を鎮めることで

口内炎や皮膚炎を緩和します。

 

 

《黄連解毒湯が向いている方》

  • のぼせ気味の赤ら顔の方
  • イライラして落ち着かない方
  • 皮膚のかゆみがある方

 

《この漢方薬が効く主な症状》

不眠症・胃炎・二日酔・のぼせ・めまい・動悸

更年期障害・湿疹・皮膚炎・皮膚のかゆみ・口内炎

 

✓さらに詳しく解説されているサイト

 

漢方薬の飲み合わせについて

飲み合わせとは

薬を2種類以上飲む時に気を付けたいこと。

 

漢方というのは生薬しょうやくであり

複数の生薬を組み合わせています。

 

漢方では、1つの漢方薬で使う場合

同じ効果のある生薬を

一緒に配合して作用を強くする

というように組み合わされています。

 

そこで漢方薬を複数飲み合わせた時に

入っている成分が被っていると

本来服用できる成分量を超えてしまうことも。

 

すると効果が強く出すぎたり

副作用が発生する場合もあります。

 

どうしても

成分が被っている漢方薬を飲みたい場合は

朝に1種類、夜にもう1種類など

時間を空けて

体内で成分の作用が被らないように

注意して服用する必要があります。

 

また、病院から内服薬を処方されている場合は

病院の内服薬と漢方薬の相性が悪いこともあるので

必ず医師に相談してから飲み始めましょう。

 

まとめ

酒さ様皮膚炎は、眠れないことも多く、治療には

精神的疲労もかなり大きいですよね。

 

そんな治療を漢方薬は手助けしてくれるはずです。

 

まずは騙されたと思って

1つでも試してみてはいかがでしょうか?

 

筆者
筆者

どれがいいか分からない!

という方は

酒さ対策に代表的な

十味敗毒湯がおすすめです

 

 

 

 

 

 

【解説】赤ら顔の原因・症状・対策法とは。

akaragao blogでは、赤ら顔の原因・症状別に

治すための知識や効果的な商品を紹介しています。

 

症状によって、有効な対策も変わってくるので

ぜひチェックしてみてくださいね。

 

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酒さ様皮膚炎におすすめの化粧水

保湿ケアを行う場合は

化粧水などのスキンケアアイテムが必須になります。

 

でも、どんな化粧水を使うのが

良いのか分からない!という人もいるはず。

 

そんな人のために

赤ら顔の筆者が実際に使ってみて

良かったものを4つほど紹介しています。

 

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炎症や化膿にも効く薬

皆さんは『ルミンA』

という薬をご存知でしょうか。

 

この薬は、炎症や化膿かのうにも

効果があるとされている薬です。

 

また、身体全体の回復力を

高めてくれる効能もあります。

 

酒さ様皮膚炎の改善には

肌本来の回復力が重要になります。

 

このルミンAを使うことで

回復力が高まり

症状の改善にも効果が期待できるでしょう。

 

しかし、あくまで薬なので

内服薬などを処方されている場合は

かかりつけの医師に相談してから使用しましょう。

 

詳しくはこちらの記事で解説しています▽

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この記事を書いた人
先天性 赤ら顔 20代 男
赤羅 未弦

赤ら顔について10年以上調べていた経験をもとに記事を更新中。

ここのところで赤ら顔のかなりの改善に成功しています。

肌の様々なことには通じるものがあると考え
いろいろ調べて書いています。

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