子どもの赤ら顔の原因って何?
赤ら顔にも種類があるって本当?
こんな疑問に答えます。
この記事では、生まれつきの赤ら顔に悩み続けて
10年以上の筆者が、「子どもの赤ら顔の原因」
について解説していきます。
子どもの赤ら顔の原因とは
子どもの内に赤ら顔の症状が出る人というのは
意外と少なくありません。
ただ「赤ら顔」と一言で言っても、様々な種類が
あり、それによって原因も変わってきます。
では、赤ら顔の症状が出る疾患としては
どのようなものがあるのでしょうか。
赤ら顔の症状が出る疾患
赤ら顔の症状が出る疾患として
以下の5つについて解説していきます。
- アトピー性皮膚炎
- 脂漏性皮膚炎
- 酒さ
- 毛細血管拡張症
- リンゴ病
順番に見ていきましょう。
アトピー性皮膚炎
アトピー性皮膚炎とは、かゆみのある湿疹が発生し
長期間にわたって、症状が良くなったり
悪くなったりするのを繰り返す疾患です。
アトピー性皮膚炎の原因には、皮膚の乾燥や
バリア機能の低下による体質的な要因と
アレルギー症状を起こす物質や、皮膚への外部刺激
による環境的な要因があるとされ、この2つの要因
が合わさった時に症状が現れるとされています。
また、患者の多くはアトピー素因を持つと言われて
おり、生まれつきアトピーなどのアレルギーを
起こしやすい体質なことが多いようです。
脂漏性皮膚炎
脂漏性皮膚炎は、どの人間の肌にも存在する
「マラセチア菌」が皮脂を栄養源として
増殖することが皮膚の炎症につながると
考えられています。
新生児期から乳児期初期は、生理的に皮脂腺が
よく発達しているため、皮脂の量が多くなります。
特におでこや眉間、小鼻の周りなどは
皮脂線が多いため、症状が出やすいです。
また、顔だけでなく、わきの下や太ももの付け根
などの体の部位にも発生することがあります。
症状の特徴としては、細かいフケのような皮が付く
赤い発疹が出ること。
脂漏性皮膚炎の特徴が見られたら
1度、医師の方に診てもらうと良いでしょう。
ちなみに、乳児の脂漏性皮膚炎は、皮脂腺が徐々に
退縮するため、皮脂の分泌も徐々に減少し
生後12か月頃までに軽快することが多いようです
酒さ
「酒さ」は慢性皮膚疾患のひとつで、幅広い年齢の
方に症状がみられますが、特に発症しやすいのは
30代以降と言われており、子どもで発症することは
少ないとされています。
顔の様々なところに赤みやかゆみ、ほてりなどの
症状が出て、赤みが引いていかないことが
その特徴になります。
酒さは症状の判断が難しく、医師であっても
診断が難しいと言われています。
また、未だに原因などが分かっておらず
複数の原因が合わさって、症状につながっている
と考えられています。
毛細血管拡張症
毛細血管拡張症とは、様々な原因で
皮膚の下の毛細血管が見えてしまうことで
顔に赤みや、赤い線が出てしまうものです。
そしてその顔の赤みなどが一時的ではなく
慢性的に起きている状態のことを言います。
原因は、未だにはっきりと分かっていませんが
遺伝や環境によるものだと考えられています。
人によっては、年齢を重ねることで、自然と赤みが
なくなる人もいれば、大人になっても顔が赤いまま
の人もいます。
この症状が消える人と、残る人の差も
未だに分かっていないようです。
リンゴ病(伝染性紅斑)
両ほほがリンゴのように赤くなるので
リンゴ病と呼ばれる病気です。
原因は「パルボウイルス」というウイルスによる
もので、感染してから症状がでるまで
1週間から10日間ほどの間があり
まず風邪のような症状が出るようです。
その1週間ほど後に両ほほが赤くなり
二の腕から先に網目状の赤みが広がっていきます。
リンゴ病には特に治療法はなく、様子を見て
自然に症状が引くのを待つことになります。
皮膚に症状が出た時点で、ウイルスの感染力は
なくなっているため、人にうつしたりすることは
ないようです。
年齢と共に、赤ら顔が治った!
という人は、リンゴ病だった
可能性もあるかもしれませんね。
まとめ
症状を慢性化させないためには
早めの治療が大切です。
赤ら顔の症状が長く続く場合は
1度皮膚科で診てもらった方が良いでしょう。
特に皮膚炎の場合は
重要なことです。
【解説】赤ら顔の原因・症状・対策法とは。
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