
赤ら顔になってしまう
病気にはどんなものがあるのかな?
病気の赤ら顔は
どんな症状がでるんだろう…?
こんな疑問に答えます。
この記事では、赤ら顔に悩み続けて10年以上の
筆者が、赤ら顔とはどんな病気なのかを始め
赤ら顔になると出る症状について解説していきます
赤ら顔の症状が出る病気にはどのようなものがある?
赤ら顔とは、頬に淡い赤みや細い血管が見えるなど
顔が赤みを帯びている状態が続く症状のこと。
原因は様々で、表皮の毛細血管が拡張することや
肌のバリア機能が低下することで
炎症を起こして現れる場合
ニキビなどの炎症により
肌そのものが赤くなる場合などがあります。
では、赤ら顔の症状が出る病気には
どのようなものがあるのでしょうか。
敏感肌
敏感肌の人は、外的刺激を受けやすく
その刺激によって炎症を引き起こし
肌が赤くなることで赤ら顔になります。
【原因】
敏感肌による赤ら顔の原因は
ピーリングのやり過ぎや肌に合わない化粧品
アレルギーなどの外的刺激で
炎症を起こし赤みが出ること。
また、乾燥の悪化などで
敏感肌になることで肌が薄くなり
毛細血管の赤みが透けて見えてしまうことも。
特に鼻や頬は、毛細血管が集中しているので
赤ら顔の症状が出やすいので注意です。
ニキビ・ニキビ痕
慢性的に繰り返しできる赤ニキビによって
赤ら顔になってしまいます。
また、ニキビ痕が赤く残ることで
赤ら顔に見えることもあります。
【原因】
毛穴で炎症を起こしている赤ニキビは
ニキビ痕が残りやすく、ニキビができた周辺の
皮膚が炎症によって赤くなります。
赤ニキビが完治する前に次のニキビができて
炎症を起こすという悪循環を繰り返すことで
真皮や皮下組織にまでダメージを与えて
色素沈着を起こし
その周辺が赤く見えてしまいます。
ニキビができやすい肌は
皮脂が過剰に分泌されていることが多いです。
そのため、余分な皮脂が酸化して肌に残ることで
炎症を起こして赤くなり
その刺激が新たなニキビの原因になる
という悪循環が起こります。
脂漏性皮膚炎
湿疹の1つである『脂漏性湿疹』は
脂漏性皮膚炎とも呼ばれ
皮脂腺が多く皮脂の分泌の多い
頭皮や顔に起こりやすく
耳の後ろや摩擦の多いわきの下や
太ももの付け根などにも起こります。
脂漏性皮膚炎は、痒みを伴い、赤くなったり
黄色味を帯びたフケのようなものが発生することも
【原因】
主な原因と言われているのが
『マラセチア菌』というカビの1種です。
マラセチア菌は、人の皮膚に普段から存在する
常在菌と呼ばれる菌ですが、皮脂をエサとして
皮脂が多い環境下で異常繁殖すると
その代謝物が肌に刺激を与え
炎症を引き起こすと考えられています。
マラセチア菌は皮脂や汗の多い環境を好むため
皮脂の過剰分泌は大きな原因の1つになります。
アトピー性皮膚炎
アトピー性皮膚炎は、皮膚の炎症を伴う疾患です。
大人になってから発症
または再発するアトピー性皮膚炎を
『成人型アトピー性皮膚炎』と呼びます。
思春期以降から発症したアトピーの炎症は、顔、首
胸、背中などの上半身に強く出る傾向があります。
【原因】
アトピー性皮膚炎による赤ら顔は
炎症による赤みが原因です。
炎症の程度はアトピーの症状段階によって
異なってきますが、乾燥による赤みや
重症なものだと腫れを伴う炎症で赤みが出てきます
また、耐え難いかゆみにより、掻きむしるなどの
刺激による赤みが原因になることもあります。
酒さ
『酒さ』は慢性皮膚疾患の1つで
20代~60代の幅広い層に見られますが
特に発症しやすいのは
中年以降の女性とされています。
酒さは、鼻・頬・額・口まわりなど
顔面に赤みやほてり、痒みなどが出て
長期間にわたって
赤みが引かないことがその特徴です。
【原因】
酒さは診断が難しく
中年以降に顔面に生じることの多い
原因不明の慢性皮膚疾患です。
はっきりとした原因や
因果関係が解明されていない疾患のため
医師によって診断が異なります。
また、酒さは症状の進行状況によって
第Ⅰ度から第Ⅲ度までの
3段階に分けて診断されます。
ただ、かならず最初の第Ⅰ度から発症し
第Ⅱ度、第Ⅲ度と進行するわけではなく
人によっては発症した時点で
第Ⅱ度や第Ⅲ度の症状が出る場合もあります。
紅斑性酒さ(第Ⅰ度)
酒さは、鼻・額・頬などに原因不明の赤みが現れ
消えなくなることから始まります。
そして、化粧品や石鹸などの軽い刺激でも
ヒリヒリする敏感肌になってしまいます。
また、拡張した毛細血管の赤みが透けて見えたり
顔のほてりなどを感じることもありますが
酒さの中では一番軽い症状になります。
酒さ性痤瘡(第Ⅱ度)
紅斑性酒さ(第Ⅰ度)の症状に加えて
湿疹が現れるのが酒さ性痤瘡(第Ⅱ度)です。
見た目は大人ニキビのようで
化膿した膿疱ができることもありますが
赤みや湿疹の出る部位が
どんどん広がっていきます。
鼻瘤(第Ⅲ度)
鼻瘤(第Ⅲ度)は、鼻や頬を中心に膿疱が
悪化したような腫瘤状のコブができます。
毛穴が開き、炎症を繰り返すことで
肌がどんどん硬くなっていきます。
鼻瘤(第Ⅲ度)は
遺伝体質や過剰な量の皮脂などが原因で
飲酒や胃腸のトラブルでも
発症すると言われています。
毛細血管拡張症
毛細血管拡張症は、なんらかの原因によって
血管が拡張し血流が増えることで皮膚表面から
毛細血管が透けて見え、顔が赤くみえる症状です。
【原因】
毛細血管拡張症の原因は
まだはっきりと解明されていませんが
自律神経のうち
血流や体の各器官の働きを促進する
「交感神経」が優位になったままになることが
原因の1つと言われています。
また、気温差の激しい場所を
繰り返し行き来することも
自律神経の疲弊につながり
原因になると言われています。
菲薄化
菲薄化とは、皮膚が薄くなることをいいます。
皮膚が薄くなることで
毛細血管の赤みが透けて見えるため
赤ら顔になってしまいます。
【原因】
皮膚が薄くなる原因は
加齢による女性ホルモンの減少です。
年齢と共に、肌弾力の元である
真皮層のコラーゲンやエラスチンの量が減少し
肌細胞を作り出す力も衰え
表皮も薄くなるため
皮膚自体が薄くなってしまいます。
毛細血管は通常、皮膚の表面からは見えませんが
皮膚が薄くなっている肌では
毛細血管が透けて見えるため
顔が赤く見えてしまいます。
特に元々皮膚が薄い鼻や頬は赤くなりやすいです。
赤面症
赤面症は、対人恐怖症の症状の1つ。
赤面恐怖症や赤面癖ともいい
人前で緊張することで
顔や耳などが赤くなる症状です。
【原因】
赤面症は緊張・不安・恐怖に伴う
交感神経の活性によって生じる
身体変化の1つです。
赤面症の方は、緊張状況下で
交感神経が活性化すると
身体症状として顔が赤くなりやすいと考えられます。
また、そもそも緊張しやすい性格であったり
交感神経が優位になりやすい体質であったりと
元々、赤面症になりやすい体質なども影響します。
脂肪肝
脂肪肝とは、肝臓に過剰な脂肪が溜まること。
脂肪肝になると肝臓の機能が低下します。
肝臓の機能が低下することで
血液がドロドロの状態になり血流が滞ります。
すると、顔に上がった血液が戻りにくくなり
毛細血管が拡張して
赤ら顔を引き起こしてしまうこともあります。
【原因】
脂肪肝の原因として最も多いのは
アルコールの過剰摂取ですが
アルコールを全く摂取していない場合でも
脂肪肝になることがあります。
それは食べすぎなどによって
脂肪や糖質などを摂取しすぎることです。
摂取し過ぎた脂肪や糖質は、栄養過多となり
脂肪となって肝臓に溜まってしまい
脂肪肝の原因に。
まとめ
では、赤ら顔の症状が出る病気まとめです。
・敏感肌
・ニキビ・ニキビ痕
・脂漏性皮膚炎
・アトピー性皮膚炎
・酒さ
・毛細血管拡張症
・菲薄化
・赤面症
・脂肪肝
【解説】赤ら顔の原因・症状・対策法とは。
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