ヒルドイドって毛細血管拡張症に効果はあるの?
こんな疑問に答えます。
この記事では
赤ら顔に悩まされて10年以上の筆者が
毛細血管拡張症にヒルドイドが与える影響
について解説していきます。
毛細血管拡張症にヒルドイドが与える影響とは
ヒルドイドとは
主に『ヘパリン類似物質』を主成分とした
医薬品です。
ヘパリン類似物質とは
どんなものかと言うと以下の通り。
ヘパリン類似物質とは
人の体内で生成される「ヘパリン」という
糖類に似た成分のことで
ヒルドイドやビーソフテンは
このヘパリン類似物質を主成分とした医薬品の一種です。
ヘパリン類似物質には高い保湿作用・
血行促進作用・おだやかな抗炎症作用があり
皮脂欠乏症(皮脂の減少による肌の乾燥)
肌荒れ・しもやけ(凍傷)
ケロイド・アトピー性皮膚炎など
さまざまな皮膚症状に対して効果をもたらします。
また、ヘパリン類似物質の保湿作用は
美容面でも注目されており
ヘパリン類似物質が配合された市販薬も多く販売されています。
ヒルドイドの効能
ヘパリン類似物質には
- 高い保湿作用
- 血行促進作用
- 抗炎症作用
の効能があるため
この効能が有効な症状に対して
ヒルドイドが使用されます。
保湿作用
ヘパリン類似物質には、高い保湿効果があります。
ヘパリン類似物質が肌内部の角質層まで
しっかり浸透することで
角質層が本来もつ水分保持機能と
外的刺激から肌を守るバリア機能を改善し
乾燥肌を根本から改善する効果が期待できます。
この効果は、他のおもな保湿剤である
- ワセリン
- セラミド
- コラーゲン
- ヒアルロン酸
よりも大きな効果があるのです。
血行促進作用
ヘパリン類似物質には血液を固まりにくくし
血行を促進する作用があります。
血液を固まりにくくすることは
傷跡の悪化を防いだり
完治を早めることにもつながります。
抗炎症作用
ヘパリン類似物質には
炎症を抑える抗炎症作用があります。
皮膚の炎症を鎮めて肌のバリア機能を強化し
しもやけ・肌荒れなどの改善に効果が期待できます。
ヒルドイドは毛細血管拡張症に有効?
高い保湿作用や血行促進作用、
抗炎症作用は赤ら顔にも有効なように感じます。
しかし、同じように毛細血管の拡張の症状が出る
『酒さ』の場合は、使用がおすすめされていません。
以下引用します。
ヒルドイド製剤
ヘパリン類似物質がはいっており
血流がよくなる効果がありますので
酒さのように
血管拡張がある方が使用しますと
”悪化する”、”ぶつぶつしてくる”
”ひりひりする”、”かゆくなる”
という悪化時にみられる症状がでてしまいます。
赤ら顔の1つである酒さの場合は
ヒルドイドを使用すると悪化してしまうようです。
これは血行が良くなることで
肌の温度が上がることにあると考えられます。
身体の血行が良くなると身体が温かくなりますよね。
これと同じで顔の血行が良くなることで
顔の肌の温度が上がります。
肌の温度が上がることによって
顔に熱がこもり
かえって炎症が促進されてしまうのです。
炎症などがなく
毛細血管拡張症のみの肌の場合は
問題なく使用ができるかもしれませんが
血管が拡張されている肌には
おすすめされていないことから
使用するのは控えた方が安全かもしれません。
まとめ
医療機関で処方されたり
医師の方の意見を聞かない限りは
自己判断でヒルドイドを使用するのは
控えた方が安全かもしれません。
できれば、ヒルドイドを試すのではなく
他の方法を先に試す方が良いでしょう。
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