【解説】カフェインは肌に悪い?【3つの大きな影響があります】

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カフェインは

肌に悪いって聞くけど

実際どうなの?

こんな疑問に答えます。

 

この記事で分かること

・カフェインとは

・カフェインが体に与える影響

・カフェインが肌に与えるデメリット

 

カフェインと言えば

紅茶にコーヒー、エナジードリンクなど

様々なものに含まれています。

 

普段から好んで飲んでいる方も多いのでは?

しかし「カフェインは肌に悪い。」

と言われても、正直ピンときません。

 

というより、肌のことを考えるなら

カフェインを含むものは摂取してはいけないの?

と不安になってしまいますよね。

 

結論から言えば

カフェインの過剰摂取が問題。

 

飲みすぎたりしなければ

コーヒーを飲んでもそこまで問題ないので

安心してください。

 

この記事では

カフェインが体に与える影響を始め

肌にどんなデメリットが出ることがあるのか

について解説していきます。

 

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そもそもカフェインとは

カフェイン(英: caffeine)は

アルカロイドの1種であり

プリン環を持ったキサンチンと

類似した構造を持った

有機化合物の1つとしても知られる。

 

ヒトなどに対して興奮作用を持ち

世界で最も広く使われている

精神刺激薬である

 

カフェインは、アデノシン受容体に

拮抗することによって覚醒作用

解熱鎮痛作用、強心作用、利尿作用を示す。

 

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

 

カフェインは、眠気や体のだるさ

頭痛に対して効果があるとされています。

 

元々は、薬として注目された成分であり

コーヒーも最初は薬扱いだったようです。

 

ちなみに現在も、医薬品として

カフェインが使われることもあります。

 

カフェインが体に与える影響

次に、カフェインが体に与える作用を

4つほど紹介します。

 

覚醒作用

カフェインの一番有名な作用と言えば

覚醒作用かくせいさよう、つまり眠気覚ましだと思います。

 

でも、なぜカフェインで

眠気を覚ますことができるのでしょうか。

 

「アデノシン」の働きを阻害する

眠くなる原因の1つには

睡眠物質である「アデノシン」があります。

 

このアデノシンは

脳の活動を抑えたり

視床下部ししょうかぶに存在する

ノンレム睡眠の中枢に働いて

脳全体を眠らせたりする働きをしています。

 

また、アデノシンには

頭の血管を拡張させる作用があり

疲労感や安息感を誘う効果も。

 

しかし、血管が拡張されることにより

血管が神経を刺激して偏頭痛へんずつうの原因にもなります。

 

そんなアデノシンの働きを

カフェインは阻害するので

頭痛や頭に血が上るのを防ぎ

脳の眠気を覚ましてくれます。

 

「メラトニン」を減少させる

カフェインには

「メラトニン」を減少させる作用があります。

 

メラトニンはホルモンの1種で

体温や血圧、脈拍を下げ、眠りを誘う作用があり

質の良い睡眠をとるためにも必要な成分です。

 

メラトニンは

日光などの明るさを脳が感じると

分泌がストップされ、眠気が覚めてきます。

 

カフェインにも、同様の作用があるので

コーヒーなどを飲むことで、眠気が覚めることに。

 

筆者
筆者

カフェインは「メラトニン」

「アデノシン」に作用し

二重の効果で

眠気を覚まします。

 

交感神経を刺激する

カフェインは

自律神経じりつしんけい交感神経こうかんしんけいを刺激します。

 

その結果、交感神経の働きが活発になり

体の新陳代謝しんちんたいしゃが良くなります。

 

ダイエットや筋力増強を目指す人が

カフェインを摂取する理由は

この効果を期待してのことです。

 

胃液の分泌を促す

カフェインは、胃腸を刺激することで

胃液の分泌を促してくれます。

 

食べ物の消化が良くなるので

食後にコーヒーを飲む方も多いのかもしれません。

 

利尿作用

カフェインを摂取することにより

腎臓じんぞうの血管が拡張されて

摂取後3~5時間は、尿の排泄を促します。

 

これを利尿作用りにょうさようと呼びます。

 

筆者
筆者

利尿作用は、カフェインの

有名な作用の1つですね。

 

カフェインは血管を拡張させる? 縮小させる?

カフェインについて、調べてみると

「血管を拡張させます。」という意見もあれば

「血管を縮小させる効能があります。」

という意見もあります。

 

どっちが正しいの…?

実は、どっちも正しいのです。

 

カフェインは、交感神経を刺激することで

体全体の血管を拡張させ

元気に活動できるようにします。

 

それとは別に、頭の血管を拡張させる効果のある

「アデノシン」の働きを阻害して

血管の拡張を抑える

つまり血管を縮小させる効果もあります。

 

筆者
筆者

どちらかと言えば

血管拡張作用の方が多い

と言えるでしょうか。

 

カフェインが肌に与えるデメリット

さて、本題ですが

カフェインが肌に与えるデメリットして

以下の3つが挙げられるでしょう。

 

自律神経が乱れる

カフェインが、交感神経を刺激することにより

自律神経が乱れやすくなります。

 

自律神経の乱れ

血行不良やホルモンバランスの乱れの原因になり

肌にも様々な影響が。

 

元気に体を動かすためには

交感神経こうかんしんけいの働きが必要ですが

リラックスしたり、体を休めるためには

副交感神経ふくこうかんしんけいの働きが重要です。

 

仕事の合間などにカフェインを摂取するのは

集中力が上がるというメリットがあります。

 

しかし、カフェインを過剰摂取してしまうと

副交感神経が働きにくくなり

リラックスのさまたげになることも。

 

休憩の時に

コーヒーを飲む人は多いかと思いますが

何度も飲むのは控えるべきかもしれません。

 

便秘になりやすい

カフェインには

水分を体の外に出そうとする利尿作用りにょうさようがあります。

 

カフェインで便秘になる理由は

利尿作用により体内の水分が減ってしまうため。

 

体内の水分が少なくなることで

便の中に水分が含まれず

硬い便が出たり

便秘に繋がったりすると考えられてます。

 

便秘になると、老廃物が体から排出されないため

やがて悪玉菌や有害物質が血液に乗って

全身を巡ることになります。

 

すると肌の血行が悪くなり

以下の症状などが出やすくなります。

  • 肌荒れ
  • ニキビ
  • くすみ
  • ハリの減少
  • ツヤの減少

 

もし、便秘気味かも?と感じたら

早めに対処をしましょう。

 

便秘を防ぐためには

しっかりと水分補給をするのが大切。

 

コーヒーを飲んだら

合わせてコップ1杯の水を飲むと良いでしょう。

 

同時に自律神経も

整いやすくなるため一石二鳥です。

 

筆者
筆者

コーヒーだけを

飲んでいたりすると

どうしても便秘に

なりやすくなりますよね。

 

赤ら顔になる

赤ら顔はカフェインを摂取している

全ての人に発生するとは言い切れませんが

原因の1つになる可能性も。

 

それには自律神経の乱れが関係あると

考えられています。

 

自律神経の交感神経には血管の縮小させる効果。

副交感神経には血管を拡張させる効果があります。

 

しかし、自律神経が乱れてしまうことで

血管の拡張・縮小がうまくいかなくなることが

あるのです。

 

特に顔のほほの部分には

たくさんの毛細血管があるため

毛細血管が慢性的に拡張してしまうことも。

 

すると、頬が常に赤くなってしまう

赤ら顔になってしまうのです。

 

毛細血管の拡張による赤ら顔は

毛細血管拡張症もうさいけっかんかくちょうしょうと呼ばれています。

 

また、肌の血行が悪くなることも

血行不良による赤ら顔の原因になると

考えられています。

 

カフェインの摂取し過ぎが1番の問題

例えば、コーヒーを毎日飲んでいたら

必ず肌荒れになる。肌荒れが治らない。

というわけではありません。

 

1番の問題は、摂取し過ぎることです。

 

じゃあ、どれくらいまでなら摂取してもいいの?

という疑問が浮かぶと思うのですが

 

食品安全委員会などの国際機関が設定している

悪影響のないカフェイン摂取量をまとめた表がこちら。

食品安全委員会より、1日のカフェイン摂取量まとめ

健康な成人なら、マグカップのコーヒーを1日

3杯(237ml)までなら飲んでもよさそうです。

 

ただ、これは体格や体重によっては

最大摂取量も減りますし、お酒の強さのように

カフェインへの耐性も個人差があります。

 

そのため、「3杯までなら平気」ではなく

「もう1杯飲みたいけど、我慢…」が大切です。

 

また、缶コーヒーやエナジードリンクには

甘味料や添加物が多く含まれているため

どちらにしても、飲みすぎ注意です。

 

筆者
筆者

できれば、缶の飲料は

やめたほうが

良いのかもしれません。

 

カフェイン摂取をやめることで得られるメリットは?

ここまでカフェインが

肌に与えるデメリットについて

解説しました。

 

そうなると、次に気になるのは

カフェイン摂取をやめることで

肌にどんな影響があるのか?だと思います。

 

結論から言えば

カフェインを多く摂取していた人ほど

肌の調子が良くなることが多いでしょう。

 

詳しくはこちらの記事で解説しています▽

✓リンク

 

まとめ

カフェインは

眠気覚ましや集中力アップには

とても有効ですが

肌や体のためにも

摂取し過ぎないように気を付けましょう。

 

筆者
筆者

心当たりのある人は

少しずつ減らしてみましょう。

 

 

この記事を書いた人
先天性 赤ら顔 20代 男
赤羅 未弦

赤ら顔について10年以上調べていた経験をもとに記事を更新中。

ここのところで赤ら顔のかなりの改善に成功しています。

肌の様々なことには通じるものがあると考え
いろいろ調べて書いています。

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