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顔の肌の赤みには
原因ってあるの?
こんな疑問に答えます。
この記事では
慢性的に顔の肌に赤みの症状が出る
赤ら顔に悩まされて10年以上の筆者が
「顔の肌の赤みの原因」について解説していきます。
顔の肌の赤みの原因は?
顔の肌というのは
外部からの刺激や生活習慣の乱れによって
簡単に状態が悪くなってしまいます。
肌の状態が悪くなることで
様々な肌トラブルが発生しやすくなります。
その肌トラブルの1つが肌の赤みの症状。
肌の赤みの症状は
肌の状態が悪い時だけに発生する一時的なものと
慢性的に肌の赤みの症状が出る赤ら顔があります。
赤ら顔とは、頬に淡い赤みや
細い血管が見えるなど
顔が赤みを帯びている状態が常に続く症状のこと。
原因は様々で、表皮の毛細血管が拡張することや
肌のバリア機能が低下することで
炎症を起こして現れる場合
ニキビなどの炎症により
肌そのものが赤くなる場合などがあります。
一時的な肌の赤み
一時的に肌に赤みの症状が出る状態として
以下の3つのものがあります。
- 敏感肌
- 赤ニキビ
- 赤面症
敏感肌
敏感肌の人は
外的刺激を受けやすく
その刺激によって炎症を引き起こし
肌が赤くなります。
敏感肌は肌荒れの1つとも言えます。
【原因】
敏感肌による肌の赤みの原因は
ピーリングのやり過ぎや
肌に合わない化粧品
アレルギーなどの外的刺激で
炎症を起こし赤みが出ること。
また、乾燥の悪化などで
敏感肌の状態が続くことで
肌が薄くなっていき
毛細血管の赤みが透けて見える
慢性的な赤ら顔になることも。
特に鼻や頬は、毛細血管が集中しているので
赤ら顔の症状が出やすいので注意です。
ニキビ・ニキビ痕
赤ニキビは繰り返しできることで
肌が赤くなってしまいます。
また、ニキビ跡は色素沈着で
赤い色が長く残り続けることもあり
ニキビ跡による慢性的な赤ら顔なることもあります。
【原因】
毛穴で炎症を起こしている赤ニキビは
ニキビ跡が残りやすく
ニキビができた周辺の皮膚が
炎症によって赤くなります。
赤ニキビが完治する前に次のニキビができて
炎症を起こすという悪循環を繰り返すことで
真皮や皮下組織にまでダメージを与えて
色素沈着を起こし
その周辺が赤く見えるようになるのです。
ニキビができやすい肌は
皮脂が過剰に分泌されていることが多いです。
余分な皮脂が酸化して肌に残ることで
炎症を起こして赤くなり
その刺激が新たなニキビの原因になるという
肌の赤みがなかなか治らない状態に
なることもあります。
赤面症
赤面症は、対人恐怖症の症状の1つ。
赤面恐怖症や赤面癖とも言い
人前で緊張することで
顔や耳などが一時的に赤くなる症状です。
【原因】
赤面症は緊張・不安・恐怖に伴う
交感神経の活性によって生じる
身体変化の1つです。
赤面症の方は
緊張状況下で交感神経が活性化すると
身体症状として顔が赤くなりやすい
と考えられます。
また、そもそも緊張しやすい性格であったり
交感神経が優位になりやすい体質であったりと
元々、赤面症になりやすい体質なども影響します。
慢性的な肌の赤み
いわゆる赤ら顔という状態になると
慢性的に肌の赤みが続き
なかなか治らなくなります。
原因となるものとしては
皮膚の下にある毛細血管が拡張していたり
炎症の症状がある皮膚炎の状態に
なっていることがあります。
毛細血管拡張症
毛細血管拡張症は
なんらかの原因によって
血管が拡張し血流が増えることで
皮膚表面から毛細血管が透けて見え
顔が赤くみえるようになる症状です。
【原因】
毛細血管拡張症の原因は
まだはっきりと解明されていませんが
自律神経のうち
血流や体の各器官の働きを促進する
「交感神経」が優位になったままになることが
原因の1つと言われています。
また、寒いところから
暖かいところに移動するなど
気温差の激しい場所を繰り返し行き来することも
自律神経の機能が悪くなることにつながり
原因になると言われています。
そのため、寒い地方には
赤ら顔が多いという考えもあるのです。
脂漏性皮膚炎
湿疹の1つである『脂漏性湿疹』は
脂漏性皮膚炎とも呼ばれ
皮脂腺が多く皮脂の分泌の多い
頭皮や顔に起こりやすく
耳の後ろや摩擦の多いわきの下や
太ももの付け根などにも起こります。
脂漏性皮膚炎は、痒みを伴い、赤くなったり
黄色味を帯びたフケのようなものが発生することも。
【原因】
主な原因と言われているのが
『マラセチア菌』というカビの1種です。
マラセチア菌は
人の皮膚に普段から存在する
常在菌と呼ばれる菌ですが
皮脂をエサとして
皮脂が多い環境下で異常繁殖すると
その代謝物が肌に刺激を与え
炎症を引き起こすと考えられています。
マラセチア菌は皮脂や汗の多い環境を好むため
皮脂の過剰分泌は大きな原因の1つになります。
アトピー性皮膚炎
アトピー性皮膚炎は
皮膚の炎症を伴う疾患です。
大人になってから発症、または再発する
アトピー性皮膚炎を
『成人型アトピー性皮膚炎』と呼びます。
思春期以降から発症したアトピーの炎症は
顔、首胸、背中などの
上半身に強く出る傾向があります。
アトピー性皮膚炎になる人は
アトピー素因を持つとされていて
アトピー素因は遺伝によるものや
繰り返し皮膚の異常、
アレルギーを繰り返すことで
発生すると考えられています。
【原因】
アトピー性皮膚炎による赤ら顔は
炎症による赤みが原因です。
炎症の程度はアトピーの症状段階によって
異なってきますが、乾燥による赤みや
重症なものだと腫れを伴う炎症で
赤みが出てきます。
また、耐え難いかゆみにより
掻きむしるなどの刺激による
赤みが原因になることもあります。
酒さ
『酒さ』は慢性皮膚疾患の1つで
20代~60代の幅広い層に見られますが
特に発症しやすいのは
中年以降の女性とされています。
酒さは、鼻・頬・額・口まわりなど
顔面に赤みやほてり、痒みなどが出て
長期間にわたって赤みが
引かないことがその特徴です。
【原因】
酒さは診断が難しく
中年以降に顔面に生じることの多い
原因不明の慢性皮膚疾患です。
はっきりとした原因や
因果関係が解明されていない疾患のため
医師によって診断が異なります。
また、酒さは
脂漏性皮膚炎やアトピー性皮膚炎など
他の皮膚炎と合わさって発生することもあり
治療も難しい厄介なものになります。
肌の赤みを改善するには
皮膚炎などの疾患の場合は
皮膚科で処方される薬が必要になります。
しかし、それと合わせて
普段の生活習慣も肌のことを考えたものに
変えていく必要もあります。
これは全ての肌の赤みに対しても
言えることです。
軽度な症状なら
生活習慣の見直しで
十分に改善することができるでしょう。
まとめ
では、まとめです。
・肌の赤みには一時的なものと慢性的なものがある
・赤ら顔とは、顔が赤みを帯びている状態が続く状態のこと
・赤ら顔には、様々なタイプがある
・肌のために生活習慣を整えよう
![筆者](https://akaragao.blog/wp-content/uploads/2021/01/f_f_health_1_s512_f_health_1_0bg.jpg)
症状が長く続く場合は
皮膚炎の可能性もあるので
皮膚科に行くようにしましょう
【解説】赤ら顔の原因・症状・対策法とは。
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