酒さ様皮膚炎の治し方とは。症状が悪化したりする原因は?

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酒さ様皮膚炎って何?

酒さとは違うの?

治すためにはどうしたらいい?

こんな疑問に答えます。

 

一瞬、「酒さ」の正式名称か何か?

と思ってしまいそうですが

酒さの様な皮膚炎の症状が出ることから

酒さ様皮膚炎しゅさようひふえんと呼ばれます。

 

原因はストロイド剤の長期間使用による副作用で

他の皮膚炎が落ち着いたと思ったら

酒さ様皮膚炎になってしまっていた…。

ということもあります。

 

酒さ様皮膚炎の治療は、

基本的に医師の指示によって

治療を進めていきますが

自宅でできるセルフケアを行うことによって

完治までに掛かる時間を減らすことも可能です。

 

筆者
筆者

ではこの先で

詳しく解説していきます。

 

 

 

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酒さ様皮膚炎とは

酒さ様皮膚炎しゅさようひふえん」とは、原因不明の病気である

酒さしゅさ」と似た症状が生じることから

この名前がつけられた皮膚炎です。

 

多くの場合、ステロイドや免疫抑制剤などの

長期間の使用によって

毛細血管が拡張した状態を指します。

 

しかし使用している方すべてに生じるわけではなく

一部の方に発症することから

遺伝子の関連性もあるのではないか

と言われています。

 

治療したい皮膚炎の症状が

継続している間は発症しませんが

症状が回復してきたにもかかわらず

強いステロイド剤を塗布し続けていると

発症することがあります。

 

酒さ様皮膚炎の症状

ステロイド剤を使用した部分の皮膚が

薄くなり細い血管が浮き出る

毛細血管拡張症もうさいけっかんかくちょうしょう」が生じます。

 

そして、赤みほてり

熱感へと症状が悪化します。

 

さらに進行すると

ニキビのような血疹けっしん膿疱のうほうがあらわれます。

 

また、ほとんどの場合かゆみもあり

皮膚の突っ張り感や

ヒリヒリとした痛みを

感じることも多いようです。

 

酒さ様皮膚炎の原因

多くは、アトピー性皮膚炎

湿疹といった皮膚炎の治療のために

ステロイド剤を多くの量
長期間にわたって使用したことにより生じます。

 

あるいは、ステロイド剤を医師の指示とは異なる

誤った使い方をした場合にも生じることがあります。

 

効き目の強いステロイド剤の場合

長期間でなく1カ月程度の使用であっても

発症してしまうこともあります。

 

また、ステロイド剤ではない外用薬や

日頃使用している洗顔料

化粧品などが原因となることもあり

全ての原因がステロイド剤

ということでもないようです。

 

ステロイド剤とは

ステロイド剤とは

炎症やアレルギー

を抑える効果があるもので

アトピー皮膚炎の人の治療薬などに

含まれていることが多いです。

 

それ以外にも、関節リュウマチ

喘息などの薬にも含まれています。

 

特に、アレルギー反応が大きい

アトピー皮膚炎の人は

ステロイド剤を使用することが多く

アトピーが落ち着いたら

酒さ様皮膚炎になってしまった。

というケースも少なくないのです。

 

 

更年期も関係あり?

酒さ様皮膚炎は

年齢、性別を問わず発症しますが

中年期の女性には

特に発症しやすいとされています。

 

理由は、はっきりとは分かっていませんが

年齢と共に女性ホルモンが減ることによって

自律神経やホルモンバランスが乱れることも

関係があるのかもしれません。

 

また、ステロイド剤などの外用薬だけでなく

化粧品なども原因となることから

化粧品に触れる機会が多い女性の方が

発症のリスクは高いといえるでしょう。

 

酒さ様皮膚炎の治療法

基本的には原因となったステロイド剤や

化粧品などの使用を中止します。

 

その代わりに、抗菌作用のある薬

ステロイド剤ではない外用薬

乾燥肌やヒリヒリ感を緩和するための

保湿剤を処方します。

 

ただし、ステロイド剤を中止した後には高い確率で

一時的に皮膚の状態が悪化することが多いため

そういった症状が酷い場合は

内服ステロイドで調整をすることが多いです。

 

治療期間は長期に渡ります。

一般的には、ステロイド剤を使用してきた

期間の1.5~2倍程度は必要とされています。

 

自宅でできるセルフケア

酒さ様皮膚炎は

基本的には医師の指示によって治療を進めますが

セルフケアを行うことも効果があり

治療のためにはとても大切なことになります。

 

具体的にどのようなことを意識すれば良いかは

こちらの記事で解説しています。

 

 

まとめ

酒さ様皮膚炎の治療には

長い時間が必要になりますが

必ず治ると信じて

セルフケアを続けることが大切です。

 

ただ、無理に行い

ストレスになってしまってもよくないので

最低限のケアをしたら「今日はここまで。」

と気を抜く日があってもよいかと思います。

 

筆者
筆者

最低限でも、続けることが

一番重要なことです。

 

 

 

 

 

 

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この記事を書いた人
先天性 赤ら顔 20代 男
赤羅 未弦

赤ら顔について10年以上調べていた経験をもとに記事を更新中。

ここのところで赤ら顔のかなりの改善に成功しています。

肌の様々なことには通じるものがあると考え
いろいろ調べて書いています。

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