
酒さ性ざ瘡って何?
どんな症状のことを言うの?
こんな疑問に答えます。
この記事では、赤ら顔に悩まされて10年以上の
筆者が「酒さ性ざ瘡って何?」という疑問について
解説していきます。
酒さ性ざ瘡とは
酒さは症状の進行度によって呼び名が変わり
酒さ性ざ瘡とはその中の呼び名の1つです。
正確には「酒さ性座瘡」という字を書き
顔の赤みだけでなく
湿疹や化膿したニキビのようなものが
できるようになります。
酒さの進行度には第3度まであり
酒さ性座瘡は第2度とされています。
酒さの症状の進行度
酒さは症状の進行状況によって
主に第1度から第3度までの
3段階に分けて診断されます。
ただ、かならずしも最初の第1度から発症し
第2度、第3度と順番に進行するわけではなく
人によっては発症した時点で
第3度や第2度の症状が出る場合もあります。

では進行度別に
現れる症状について解説します。
紅斑性酒さ(第1度)
紅斑性酒さは、酒さの初期症状とも言われており
鼻・額・頬などに原因不明の赤みが現れ
消えなくなることから始まります。
そして、化粧品や石鹸などの軽い刺激でも
ヒリヒリする敏感肌になることが多いです。
また、拡張した毛細血管の赤みが透けて見えたり
顔のほてりなどを感じることもありますが
酒さの中では一番軽い症状になります。
酒さ性痤瘡(第2度)
紅斑性酒さ(第1度)の症状に加えて
湿疹などが現れるのが酒さ性痤瘡(第2度)。
見た目は大人ニキビのような
化膿した膿疱ができることもありますが
赤みや湿疹の出る部位が
どんどん広がっていくのが特徴です。
鼻瘤(第3度)
鼻瘤(第3度)は
鼻や頬を中心に膿疱が悪化したような
腫瘤状のコブができます。
また、毛穴が開き
炎症を繰り返すことで
肌がどんどん硬くなっていくのが特徴。
鼻瘤(第3度)は酒さに遺伝体質、
過剰な量の皮脂などが合わさることや
飲酒や胃腸のトラブルでも
発症すると言われています。
眼型酒さ(眼合併症)
酒さの中でももっともまれなタイプで
眼瞼・眼球結膜の充血や炎症を伴います。
赤み・ほてりなどの皮膚症状を伴うこともあれば
皮膚症状を伴わずに
眼の症状だけが現れることもあります。

ちなみに第1度と第2度は
女性に多く、第3度は男性に
多い症状とされています。
酒さを改善するためには
基本的には、医師の判断で処方された
外用薬と内服薬を使っての治療になります。
ただ、それと合わせて
酒さにつながると言われている原因を
避けるような生活習慣が
改善にもつながると考えられています。
どんなことを避ければ良いかは
こちらの記事で詳しく解説しています。
まとめ
酒さ性ざ瘡とは酒さの進行度によって
呼ばれるものの1つ。
症状が進行するほど改善するのに
時間が掛かってしまうこともありますが
決して改善が不可能なことではありません。
まずは医師の指示に従いながら
できることを少しずつ始めてみましょう。

ストレスにならないように
神経質になり過ぎないのも大切です。
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内服薬などを処方されている場合は
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