【解説】赤ら顔と赤面症の違いって？【決定的な違いがあります】

こんな疑問に答えます。

 

この記事では

赤ら顔に悩まされて１０年以上の筆者が

「赤ら顔と赤面症の違い」

について解説していきます。

 

 

 

赤ら顔と赤面症の違いって？

お酒による一時的なものや

慢性的まんせいてきな皮膚疾患ひふしっかんなど原因は様々ですが

顔が赤くなる症状のことを赤ら顔と呼びます。

 

そういう意味では赤面症せきめんしょうも

赤ら顔の１つと言うことができるでしょう。

 

ただ、赤面症には

他の赤ら顔とは決定的に違う部分があります。

 

それは赤面症の原因は

精神的な部分が大きいということです。

 

赤面症の原因

赤面症は、対人恐怖症たいじんきょうふしょうの１つと言われています。

 

対人恐怖症とは、人と接するのが怖い

人と接することに苦痛を感じる

という精神疾患せいしんしっかんです。

 

赤面症の人は、人と接することで感じる

不安や恐怖、緊張が原因で

顔が赤くなるという症状になって現れます。

 

赤面症で顔が赤くなる仕組み

「顔が赤くなる」という症状が

出てしまう原因は、自律神経じりつしんけいにあります。

 

自律神経には、交感神経こうかんしんけいと副交感神経ふくこうかんしんけいがあり

交感神経の方が強く働き過ぎることで

赤面症の症状が出ることになります。

 

赤面症の人は

人と接することや人前に立つ行為などに

強い不安や緊張を感じやすい人

とも言えるでしょう。

 

人間は緊張したり、不安を感じたりすると

脳から神経伝達物質しんけいでんたつぶっしつが分泌されます。
この神経伝達物質には

交感神経を刺激する働きがあり

刺激を受けた交感神経は急激に働き始めます。

 

交感神経には様々な働きがありますが

強く働き過ぎることで今回問題になるのは

筋肉が血管を激しく圧迫するということです。

 

血管が圧迫されて血の巡りが悪くなりだすと

人間の身体は脳のある頭部に

血液を送ることを優先し始めます。

 

すると頭部に大量の血液が送られてくるのですが

顔の特に頬の部分には

毛細血管もうさいけっかんという細かい血管がたくさんあるため

ここにも大量に血液が集まることになります。

 

この血液が集まることにより

血液の赤みで顔が赤くなり

同時に血液は熱も運んでいるため

顔がカッと熱くなるのです。

 

また、交感神経の強い働きにより

顔が赤くなる以外にも

以下の症状が出ることがあります。

• 動悸
• 発汗
• めまい
• 吐き気
• 体の震え
• 声の震え

これらの症状は緊張している状態と

イメージしやすいと思います。

 

その理由は、強い緊張＝交感神経の強い働き

につながるので当然と言えるでしょう。

 

ただ、これらの症状は全て出るわけではなく

出る症状の強さも人によって様々です。

 

赤面症の人は、特に顔が赤くなる

という症状が強く出やすい体質だと言えます。

 

まとめ

赤面症も赤ら顔の１つですが

対人恐怖症の１つだと言うのは

赤面症だけと言えます。

 

そのため、赤面症を改善するためには

赤面を意識し過ぎないなどの

精神的な意識も必要になります。

 

また、赤面症ではなく

単純に顔がほてる などの症状も

交感神経の働き過ぎによるものです。

 

こちらは鬱などの精神的な原因でも起きますが

ほとんどが生活習慣の乱れなどによる

自律神経への影響が原因になります。

 

原因となるものが同じ交感神経のため

赤面症にも通じるものがあるので

まずは顔のほてりの対策をしてみるのも

良いかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

 

【解説】赤ら顔の原因・症状・対策法とは。

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よく「自律神経の乱れ」という言葉を耳にしますが

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【簡単に解説】交感神経とは

自律神経には交感神経こうかんしんけいと

副交感神経ふくこうかんしんけいの２つがあります。

 

では、交感神経にはどんな働きがあり

どんな時に活発に働くのでしょうか。

 

 

 

 

 

 

【簡単に解説】副交感神経とは

身体がリラックスするために

重要な副交感神経ふくこうかんしんけいですが

どのようなことを意識することで

働きを良くすることができるのでしょうか。

 

知っておくことで

より健康に過ごせるようになるかもしれません。

 

 

 

 

 

 

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