
赤ら顔の原因ってなんだろう…?
こんな疑問に答えます。
この記事では、赤ら顔に悩まされて
10年以上の筆者が「女性の赤ら顔の原因」
について解説していきます。
そもそも赤ら顔とは
一言で「赤ら顔」といっても、赤ら顔には
頬や小鼻、瞼などの元々皮膚が薄い部分の赤みや
毛穴に赤みが発生して目立つようになる
顔全体が火照ったように赤い状態など
様々な症状があります。
また、原因も様々で、乾燥や肌への刺激などの
体の外から肌に影響を与える、外的要因。
ストレスや自律神経の乱れなどによって
体の内面から、肌に影響を与える、内的要因。
この外的要因と内的要因がいくつも合わさって
赤ら顔の症状として現れるので、人によって症状が
違ったり、最適な治療法が違ったりします。
そのため、なかなか完治できず、長期間
悩やまされる人も多い、厄介なモノなのです。

今、目に見えているものだけが
原因ではないことも多いのです。
赤ら顔になってしまう12の原因
では、赤ら顔になってしまう原因としては
どのようなものが考えられるのでしょうか。
この記事では、赤ら顔の原因を12個ほど紹介。
乾燥
肌が乾燥すると、肌の水分量が減り
外部からの刺激に弱くなってしまいます。
外部からの刺激に弱くなることにより
肌が荒れやすく、少しの刺激でも反応する
敏感肌になることに。
また、乾燥した肌をなんとか守ろうと
皮脂が過剰に分泌され、毛穴が詰まることで
ニキビができる原因にもなります。
間違ったスキンケア
肌のために。と思ってやっていることが
赤ら顔の原因になっていることも。
肌をすっきりさせようとして
1日に何度も洗顔するのは逆効果です。
必要な分のうるおい成分まで落としてしまい
肌が乾燥する原因になります。
また、こすり洗いなどの刺激もよくありません。
肌への刺激は、炎症の原因になるため
なるべく肌への刺激が少なくなるように
意識して、スキンケアすることが大切です。
ストレス
ストレスが積み重なってくると、体は
炎症を鎮める体内成分を多量に消費してしまいます
すると肌の炎症などを鎮める成分が少なくなって
追いつかず、肌トラブルを抑えられなくなります。
また、ストレスを受けると肌の免疫力も低下。
肌の免疫力の低下は
肌のバリア機能の低下の原因になります。
その結果、外部からの刺激を受けやすく
肌トラブルを防ぎにくい肌に。
自律神経の乱れ
自律神経系が、ストレスや緊張、疲労
ホルモンバランスの変化などの影響を受けて
乱れてしまうことを「自律神経失調症」といい
機能が普段通りに働かなくなり
結果、様々な体調不良が生じることになります。
自律神経が乱れて、自律神経の交感神経が
優位になることで、血管が拡張されたままになり
血管内の血液の量が増えることになります。
顔には、多くの毛細血管があるため、一気に血液が
流れ込み、顔のほてりの原因になります。
血液の量が増えるのなら、血流が良くなるかと
思いがちですが、逆に血流が悪くなっていること
がほとんど。
そして、血の巡りの悪さは
赤ら顔の原因の1つとも言われています。
生活習慣の乱れ
人の体は、その人の生活に合わせて
一定のリズム(体内時計)を作っています。
しかし、毎日寝る時間や起きる時間が違ったり
眠る前に飲食をしていたりすると、
徐々に実際の時間と体内時計がズレていきます。
すると、自律神経が乱れやすくなったり
眠っても肌や体のダメージが回復されないことに。

忙しくて、決まった時間に
寝るのは無理…。
という人は、起きる時間だけでも
合わせるようにしてみましょう。
アルコールの過剰摂取
アルコールを過剰摂取することによって
肝臓の機能が低下します。
その肝臓の機能の低下が
赤ら顔を引き起こす場合もあります。
肝臓の機能が低下すると
血液がドロドロの状態になり血流が滞ります。
すると、顔に上がった血液が戻りにくくなり
毛細血管が拡張して、慢性的な赤ら顔を
引き起こしてしまうこともあります。
ホルモンバランスの乱れ
男性ホルモンや、女性ホルモンなどのホルモンは
私たちの体になくてはならないものであり
普段は、お互いに補いあったりして
ホルモンバランスが保たれています。
しかし、ストレスや生活習慣の乱れなどにより
バランスが崩れてしまうと、肌荒れやニキビ
顔のほてり・のぼせなどの様々な肌トラブルが
起きやすくなることに。
激しい気温差
夏でも冬でも、空調の効いた室内と室外の出入り
などの激しい気温差には注意しましょう。
気温差が激しいほど、自律神経に負担がかかり
自律神経の働きもどんどん低下していきます。
その結果、自律神経の交感神経が優位になり
血の巡りが悪く、ホルモンバランスが乱れた体に。
常在菌の関与
実は私たちの肌には、目には見えないですが
約1兆個の菌が存在すると言われています。
(この菌たちを常在菌と呼びます。)
菌と聞くと、汚いもののように感じるかもしれませ
んが、この常在菌も肌の免疫機能の一部なんです。
しかし、この常在菌によって
赤ら顔になってしまうこともあります。
「脂漏性皮膚炎」という皮膚疾患がその1つで
常在菌の1つである「マラセチア菌」が
皮膚で増殖するのが原因とされています。
毛穴の周辺が赤くなっていたり、黄色っぽいフケや
かさぶたのようなモノができるのなら
それは脂漏性皮膚炎かもしれません。
とはいえ、常在菌は、基本的には
皮膚に付着した細菌や増えすぎた菌を攻撃して
私たちの肌を守ってくれています。
この常在菌と上手く付き合っていくのが
肌トラブルの少ない、強い肌へと繋がっていく
とも言えます。
生まれつきのもの
人によっては、生まれつき皮膚が薄かったり
物心ついた頃には赤ら顔だった。
ということもあるかもしれません。
また、アトピー性皮膚炎が発症する人は
元々「アトピー素因」を持っているとされており
生まれつきアレルギーを起こしやすい
体質であることも多いようです。
更年期障害
人は更年期になると
赤ら顔の症状が出やすくなります。
原因は、女性ホルモンの「エストロゲン」の
分泌量が減少してしまうからです。
エストロゲンの分泌量は
20代をピークに減少していきます。
エストロゲンが減少することで、肌の真皮層の
コラーゲンやエラスチンの作られる量が減るため
肌が衰え、肌の水分量や肌のバリア機能も
低下するため、炎症などの肌トラブルが
起きやすい肌になってしまいます。
また、「更年期障害」も赤ら顔の原因になります。
原因は、女性ホルモンのエストロゲンの
急激な減少によるもので、「更年期障害」と
呼ばれているように、45歳~55歳の更年期に
発生しやすくなります。
更年期障害になることで、自律神経の調節が
できなくなり、身体だけでなく
精神的な不調も起こりやすくなる状態に。
その結果、顔のほてりや冷えのぼせなどの
赤ら顔になる症状に悩まされることになります。
考え方・性格によるもの
人前など、特に緊張しやすい場面で、顔が赤く
ほてるのなら、それは「赤面症」かもしれません。
赤面症は、考え方や性格によるものが多く
基本的には、内的要因のみが原因になります。
まとめ
もしかしたら、これが原因かも…?
と思えることがあったなら、その原因が取り除ける
ような行動をしてみましょう。
できればその流れで
肌のための行動を習慣にできると良いですね。

少しずつでも始めてみましょう。
【解説】赤ら顔の原因・症状・対策法とは。
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