内臓疾患が原因で赤ら顔に
なることもあるって本当?
こんな疑問に答えます。
この記事では、赤ら顔に悩み続けて10年以上の
筆者が、内臓疾患が原因で赤ら顔になる可能性
について解説していきます。
内臓疾患が赤ら顔の原因に
「何をやっても赤ら顔に変化がない。」
「何年経っても、一向に改善しない。」
そんな赤ら顔は、内臓疾患が原因かもしれません。
その内臓というのは、肝臓のことです。
赤ら顔と肝臓って関係あるの?
と感じるかもしれませんが、実は関係があります。
肝臓の機能の低下が
赤ら顔を引き起こす場合があるのです。
肝臓の機能が低下すると
血液がドロドロの状態になり血流が滞ります。
すると、顔に上がった血液が戻りにくくなり
毛細血管が拡張して、赤ら顔を引き起こしてしまう
こともあります。
肝臓機能が低下する原因
肝臓機能が低下してしまう原因としては
主に3つのことが考えられます。
順番に見ていきましょう。
ストレス
肝臓機能の低下を招く原因の1つに
ストレスの蓄積があります。
身体はストレスを感じると自律神経が乱れたり
活性酸素が発生したりします。
活性酸素というのは、ウイルスや殺菌を退治する
重要な役目をしていますが、増えすぎると身体に
悪影響を及ぼします。
肝臓は活性酸素にとても弱く、活性酸素が増えて
肝臓まで届くようになると、肝細胞まで
酸化されてしまいます。
肝細胞が酸化することで、肝臓の機能が低下し
本来肝臓で解毒するはずの成分やエネルギーとして
代謝されるはずの成分が体内に留まることに。
そのため、身体に不必要なものが溜まるようになり
疲れやすくなります。
最近、疲れがとれない…。
と感じる場合は、ストレスからくる
肝臓機能の低下かもしれません。
アルコールの過剰摂取
アルコールの過剰摂取も
肝臓の機能低下の原因の1つです。
アルコールを過剰摂取することで、肝臓は
アルコールの分解を優先して働くようになります。
すると脂肪の代謝が低下し、中性脂肪の合成も
高まることに。
その結果、脂肪が肝臓に溜まっていき
脂肪肝(後述)になる原因にもなります。
その他にも、アルコールの摂取しすぎによって
肝硬変やアルコール性肝炎になったりする場合も
あるため、注意が必要です。
また、アルコールの過剰摂取により
毛細血管が拡張します。
毛細血管が拡張することで、血流が滞ってしまい
皮膚が赤く見えるようになるのですが
この時に、肝臓の機能が低下していると
血液がドロドロになってしまい
この赤みがなかなか引かないことも。
脂肪肝
脂肪肝とは、肝臓に過剰な脂肪が溜まること。
肝臓に脂肪が溜まることで、周辺の血管が圧迫され
血流が悪くなり、肝臓の機能が低下してしまいます
脂肪肝の原因として最も多いのは、アルコールの
過剰摂取ですが、アルコールを全く摂取していない
場合でも、脂肪肝になることがあります。
それは食べすぎなどによって脂肪や糖質などを
摂取しすぎることです。
摂取し過ぎた脂肪や糖質は、栄養過多となり、脂肪
となって肝臓に溜まってしまい、脂肪肝の原因に。
また、肥満や糖尿病になることで
脂肪肝になりやすくなります。
糖尿病や肥満になることで、脂肪をエネルギーに
かえる役割のある、インスリンが少なくなります。
インスリンの働きが正常に行われなくなると
体内の様々な場所から脂肪が離れやすくなり
その離れた脂肪が肝臓に溜まることになるのです。
ちなみに、アルコールが原因の
脂肪肝をアルコール性脂肪肝。
その他の原因の脂肪肝を
非アルコール性脂肪肝と言います
肝臓が原因の赤ら顔を改善するには
肝臓機能の低下が原因の赤ら顔を改善するには
どのようなことをすれば良いのでしょうか。
ここからは、4つの改善法を解説していきます。
血行を良くする
血行を良くすることで
肝臓の機能を高めることができます。
血行を良くするには、適度な運動をしたり
血行促進効果のある食べ物を摂取するように
してみましょう。
血行促進効果のある食べ物
- 大豆
- 納豆
- 白菜
- キャベツ
- たまねぎ
- にんにく
- ジャガイモ
- カリフラワー
血行を促進してくれる食べ物は
白っぽいモノに多い傾向にあります。
たまねぎやにんにくに含まれるアリシンは
血液が固まるのを抑制する働きがあり、
納豆に含まれる、ナットウキナーゼには
血栓にアプローチし、血栓を溶かす作用や
溶かす働きのある物質を活性化する働きがあります
その他にも、抗酸化作用のあるビタミンC・Eを
多く含む、野菜や果物を摂取するのも有効です。
水分補給をする
飲酒による水分不足も、実は赤ら顔の原因に。
アルコールには利尿作用があり、飲酒をすることで
多くの水分が体外に排出されるようになるため
身体は水分不足になります。
また、コーヒーなどにも同じく利尿作用があるので
注意が必要です。
そのため、アルコールなどを摂取するときには
意識して水分を取るようにしましょう。
また、水分を補給しながら飲酒をすることで
体内のアルコール濃度も緩和され、肝臓への負担も
軽くなるので一石二鳥です。
肝臓に良い食べ物を摂取する
アルコールや脂肪分の多い食事を控えることも
大切ですが、それと同時に肝臓に良い食べ物を
摂取するように意識してみましょう。
肝臓に良い食べ物
- ごま
- えび
- タコ
- 青魚
- 牡蠣
- 大根
- 大豆
- シジミ
- トマト
- キノコ
- レバー
- ナッツ
- みかん
- もやし
- スイカ
- かぼちゃ
- にんにく
- アボカド
ごまに含まれるセサミンという成分は
強い抗酸化作用を持ち、肝臓の機能を高めたり
保護する働きがあります。
大豆・もやしには、肝機能を正常化させる働きを
持つビタミンB群や良質のたんぱく質が多く
含まれおり肝臓にうれしい野菜です。
しじみやタコ、えびには
タウリンが多く含まれています。
タウリンには、肝細胞の膜を丈夫にし
肝臓の解毒能力を強化する働きがあります。
また、血液中の中性脂肪を減らす働きもあり
脂肪肝の予防や改善にも有効です。
肝臓機能を助けるサプリメントを
摂取するのも1つの方法です。
効き目があって、コスパも良いのはこちら。
特にお酒を飲まない人でも、食べ過ぎの人は
非アルコール性脂肪肝になっている可能性も
あるので、効き目があるかもしれませんね。
肝臓を休ませる
肝臓の機能を高めるには
肝臓を休ませることが大切です。
肝臓は、アルコールや添加物の分解、栄養素の分別
代謝など、毎日フル活動しています。
そのため、休肝日を作るようにしましょう。
アルコールや添加物、刺激物などの摂取を控え
消化の良いものだけを食べる日を作ってみましょう
しっかり休ませることで
肝臓の機能を高めることができます。
まとめ
では、まとめです。
・肝臓機能の低下が赤ら顔の原因に
・肝臓機能が低下する原因を知ろう
・血行を良くしよう
・水分補給をしよう
・肝臓に良い食べ物を摂取しよう
・肝臓を休ませよう
早めに食生活を改善しましょう。
【解説】赤ら顔の原因・症状・対策法とは。
akaragao blogでは、赤ら顔の原因・症状別に
治すための知識や効果的な商品を紹介しています。
症状によって、有効な対策も変わってくるので
ぜひチェックしてみてくださいね。
赤ら顔の私がおすすめする化粧水3選
赤ら顔を改善するために
必須となるのがスキンケアですよね。
しかし「どのようなスキンケアアイテムを
使えば良いか分からない!」という人もいるはず。
そこで赤ら顔の私が実際に使ってみて
症状別におすすめの化粧水を3つ選んでみました。
よければチェックしてみてください。
コメント