【解説】コーヒー断ちをすれば、脂漏性皮膚炎は改善する?

スポンサーリンク

コーヒー断ちをすると

脂漏性皮膚炎は改善するの?

というか、どうしてコーヒー断ち

をすると良いんだろう…?

こんな疑問に答えます。

 

この記事では

赤ら顔に悩み続けて10年以上の筆者が

コーヒー断ちで脂漏性皮膚炎は改善する?

という疑問について解説していきます。

 

 

 

スポンサーリンク

コーヒー断ちをすれば、脂漏性皮膚炎は改善する?

脂漏性皮膚炎は「コーヒー断ち」

つまりカフェインの摂取をやめることで改善する。

という話があります。

 

しかし

そもそもカフェインを

あまり摂取していない人もいるでしょうし

カフェインをやめれば全ての症状が改善するか?

と言われると

あまり現実的ではないかもしれません。

 

ただ、カフェインの体に与える作用が

脂漏性皮膚炎の症状が出る

原因の1つになっているとも考えられます。

 

そのため、毎日コーヒーを飲んでいる。など

カフェインを多く摂取している人でしたら

カフェイン摂取をやめることで

症状が緩和することもあると言えるでしょう。

 

筆者
筆者

カフェイン摂取をやめることで

少なくとも、原因の1つを

減らすことができます。

 

カフェインを含む食品

カフェインが入っているものは主に5つ。

  • コーヒー
  • 紅茶
  • 緑茶
  • エナジードリンク
  • チョコレート

細かいことを言えば

これ以外にもあるのですが

特に含有量がんゆうりょうが多いものは、この5つ。

 

特にコーヒーとエナジードリンクは

カフェイン量が多いですし

チョコレートにも

カフェインが含まれているというのは

結構忘れがちです。

 

筆者
筆者

コーヒーと言えば

一緒にチョコレート!

というのはよくありますが

結果的にカフェインを

多く摂取することになります。

 

カフェインが体に与える影響

では、カフェインは体に

どのような影響を与えるのでしょうか。

 

主な作用4つを紹介します。

 

覚醒作用

カフェインの一番有名な作用と言えば

「覚醒作用」つまり眠気覚ましだと思います。

 

でも、なぜカフェインで

眠気を覚ますことができるのでしょう。

 

「アデノシン」の働きを阻害する

眠くなる原因の1つには

睡眠物質である「アデノシン」があります。

 

このアデノシンは、脳の活動を抑えたり

視床下部ししょうかぶに存在する

ノンレム睡眠の中枢に働いて

脳全体を眠らせたりする働きをしています。

 

また、アデノシンには

頭の血管を拡張させる作用があり

疲労感や安息感を誘う効果も。

 

しかし、血管が拡張されることにより

血管が神経を刺激して偏頭痛の原因にもなります。

 

そんなアデノシンの働きを

カフェインは阻害するので

頭痛や頭に血が上るのを防ぎ

脳の眠気を覚ましてくれます。

 

「メラトニン」を減少させる

カフェインには

「メラトニン」を減少させる作用があります。

 

メラトニンはホルモンの1種で

体温や血圧、脈拍を下げ、眠りを誘う作用があり

質の良い睡眠をとるためにも必要な成分です。

 

メラトニンは、日光などの明るさを脳が感じると

分泌がストップされ、眠気が覚めてきます。

 

カフェインにも、同様の作用があるので

コーヒーなどを飲むことで、眠気が覚めることに。

 

筆者
筆者

カフェインは「メラトニン」

「アデノシン」に作用し

二重の効果で眠気を覚まします。

 

交感神経を刺激する

カフェインは

自律神経じりつしんけい交感神経こうかんしんけいを刺激します。

 

その結果、交感神経の働きが活発になり

体の新陳代謝が良くなります。

 

ダイエットや筋力増強を目指す人が

カフェインを摂取する理由は

この効果を期待してのことです。

 

胃液の分泌を促す

カフェインは

胃腸を刺激することで

胃液の分泌を促してくれます。

 

食べ物の消化が良くなるので

食後にコーヒーを飲む方も多いのかもしれません。

 

利尿作用

カフェインを摂取することにより

腎臓じんぞうの血管が拡張されて

摂取後3~5時間は、尿の排泄を促します。

 

これを利尿作用りにょうさようと呼びます。

 

筆者
筆者

利尿作用も、カフェインの

有名な作用の1つですね。

 

カフェイン摂取をやめることで得られる効果

カフェインの摂取をやめることで

肌には4つのメリットが与えられるでしょう。

 

睡眠の質がよくなる

カフェインにより

睡眠物質の「アデノシン」や

「メラトニン」の働きの阻害や

減少が起きなくなるので

睡眠の質がよくなります。

 

それって肌と関係あるの?

質の良い睡眠は

肌トラブルの少ない美しい肌を作るためには

なくてはならないものです。

 

肌は、睡眠中に1日のダメージを修復しています。

 

しかし、睡眠不足だったり

質の悪い睡眠だと肌が修復されず

ターンオーバーも遅くなっていくため

肌トラブルが起きやすく

肌の質も低下していくことになります。

 

✓関連記事

 

腸内環境が良くなる

カフェインには、水分を体の外に

出そうとする利尿作用があります。

 

そのため、便の中に水分が含まれないようになり

硬い便になったり、便秘になってしまいます。

 

便秘になると、便が出ないという

もどかしさだけでなく

老廃物が体から排出されないため

悪玉菌や有害物質が体に溜まっていき

腸内環境が悪くなってしまいます。

 

また、体に溜まった有害物質は

やがて血液と一緒に全身を巡り始めるため

肌の血行が悪くなり

肌のハリやツヤが失われ、肌荒れ、くすみ

ニキビなどの様々な肌トラブルの原因に。

 

そこで、カフェインの摂取を

やめることで、利尿作用がなくなり

便秘になることが少なくなるでしょう。

 

…といっても、便秘の原因は

アルコールにもある利尿作用や

生活習慣の乱れなど、他にもあるため

カフェインをやめるだけでなく

生活習慣の見直しや

積極的に腸内環境を良くする成分を

摂取することも大切です。

 

肌が乾燥しにくくなる

こちらも利尿作用による影響です。

 

利尿作用により、身体全体の水分が少なくなるため

肌の水分量も減り、乾燥しやすくなります。

 

乾燥は、肌荒れやニキビの原因になるため

脂漏性皮膚炎にも良くありません。

 

カフェインの摂取をやめ

利尿作用がなくなることにより

体の水分量が保たれるため

ニキビや症状の悪化などを

抑えることができるでしょう。

 

自律神経が乱れにくくなる

カフェインには

自律神経の交感神経こうかんしんけいを刺激する作用があります。

 

その結果、自律神経の乱れにつながることも。

 

自律神経には

元気に体を動かすための交感神経こうかんしんけいの他に

体を休めるための副交感神経ふくこうかんしんけいがあります。

 

カフェインにより交感神経が刺激されることを

何度も繰り返すことで

副交感神経が働くべきところで

交感神経が働いていたりと

自律神経のバランスが乱れてしまうことに。

 

交感神経が優位に働くことで

男性ホルモンの分泌量が増えます。

 

男性ホルモンには

皮脂の分泌量を多くする働きがあるため

皮脂の過剰分泌の原因になります。

 

必要以上に分泌された皮脂は

肌の上で酸化しそれが刺激となって

症状の悪化や、毛穴を詰まらせることで

ニキビの原因になります。

 

また、脂漏性皮膚炎の原因菌である

マラセチア菌のエサになってしまうのも問題です。

 

カフェイン摂取をやめることで

交感神経が刺激されることが減り

自律神経が乱れる原因が1つ減ります。

 

ただ、自律神経の乱れは、夜更かしなどの

普段の生活習慣の乱れも原因になるため

カフェイン摂取をやめると同時に

生活習慣の見直しも行うと良いでしょう。

 

✓関連記事

 

まとめ

カフェイン摂取をやめなければ

脂漏性皮膚炎が完治しない。

ということはありません。

 

ですが、やめることで

得られるメリットが大きいのも事実です。

 

もし、あなたが普段からカフェインを摂取していて

少しでも早く脂漏性皮膚炎を治したいのなら

1度カフェイン断ちをしてみるのをおすすめします

 

筆者
筆者

合わせて、肌に良い成分の摂取や

生活習慣の見直しも始めると

良いでしょう。

 

 

 

 

 

 

【解説】赤ら顔の原因・症状・対策法とは。

akaragao blogでは、赤ら顔の原因・症状別に

治すための知識や効果的な商品を紹介しています。

 

症状によって、有効な対策も変わってくるので

ぜひチェックしてみてくださいね。

 

✓リンク

 

 

 

 

 

脂漏性皮膚炎におすすめの化粧水

脂漏性皮膚炎を改善するために

必須となるのがスキンケアですよね。

 

しかし化粧品には様々なものがあり

「何が良いのか分からない」という人もいるはず。

 

そこで脂漏性皮膚炎の原因菌である

マラセチア菌にも有効な化粧水を紹介します。

 

よければチェックしてみてください。

 

✓リンク

 

 

 

 

 

顔の脂漏性皮膚炎にはシャンプーも重要

顔の脂漏性皮膚炎を改善するために

意識したスキンケアを行っている人は

多いかと思います。

 

しかし、シャンプーにもこだわる必要があるのは

ご存知でしょうか。

 

それは考えてみれば当然のこと

頭皮と顔はつながっていて

1つの頭という部位と考えれば同じになります。

 

そのため、顔の脂漏性皮膚炎を改善したいのなら

シャンプーも脂漏性皮膚炎向けのものを

使うのが良いと言えるでしょう。

 

ちなみにおすすめのシャンプーについては

こちらの記事で解説しています▽

✓リンク

 

 

 

 

 

炎症や化膿、湿疹にも効く薬

皆さんは『ルミンA』

という薬をご存知でしょうか。

 

この薬は、身体の回復力を高め

炎症や化膿かのう、湿疹にも

効果があるとされている薬です。

 

この薬の効能は

脂漏性皮膚炎にも有効と考えられます。

 

しかし、あくまで薬なので

内服薬などを処方されている場合は

かかりつけの医師に相談してから使用しましょう。

 

詳しくはこちらの記事で解説しています▽

✓リンク

 

 

この記事を書いた人
先天性 赤ら顔 20代 男
赤羅 未弦

赤ら顔について10年以上調べていた経験をもとに記事を更新中。

ここのところで赤ら顔のかなりの改善に成功しています。

肌の様々なことには通じるものがあると考え
いろいろ調べて書いています。

赤羅 未弦をフォローする
脂漏性皮膚炎
スポンサーリンク
赤羅 未弦をフォローする
akaragao blog

コメント

タイトルとURLをコピーしました