
睡眠不足による
肌荒れを対策するには
どうすればいいの?
こんな疑問に答えます。
睡眠不足により肌荒れになってしまった…。
よし、じゃあしっかり眠るようにしよう。
と意識しているのに肌荒れが改善しない…。
その理由は
睡眠の質の悪さと肌の修復のための
栄養素が足りていない可能性があります。
この記事では、肌荒れを対策するために
睡眠の質を上げる方法を始め
重要な7つのことについて解説していきます。
睡眠不足による肌荒れを対策するには
睡眠不足による肌荒れを対策するには
どうすればいいのでしょうか。
それはもちろん、眠るしかありません。
でも、ただなんとなく
眠っているだけでは、ダメな場合も。
眠るだけ。とはいえ
眠るためにもいくつかのポイントがあるのです。
必要な睡眠時間は人によって違う
最適な睡眠時間って何時間?
人はいったい毎日何時間眠れば良いのか?
実はその絶対的な基準はありません。
睡眠は体質や性、年齢など
個人的な要因に影響されるためです。
「睡眠時間は人それぞれ、
日中の眠気で困らなければ十分」と、
睡眠時間にはこだわらなくて良い
というのが専門家の見解です。
そもそも、人によって
適切な睡眠時間というのは異なります。
5時間程度で良い人もいれば
8時間以上の睡眠が必要な人もいます。
‟絶対に何時間眠らなければいけない”
ということはないので
自分にあった睡眠時間を
見つけることが大切なのです。
もっともよいのは
夜、決まった時間に眠り
明け方に自然と目が覚める時間です。
23時に眠り
7時くらいに自然と目が覚めるなら
8時間がちょうどよい
睡眠時間ということです。
ちなみに以前は
「22時から2時は睡眠のゴールデンタイム」
と言われていました。
しかし、これはあまり正しくなく
成長ホルモンは決まった時間帯に
多く分泌されるのではなく
寝付いてから約3時間後に現れるという
深いノンレム睡眠の時に多く分泌されます。
そのため22時までに眠らなきゃ!
みたいなことはしなくても良いわけですが
それとはまた別の問題が出てきました。
質の良い睡眠を取る準備をする
睡眠をとっているつもりでも
眠りが浅い睡眠では、疲れがとれず
成長ホルモンの分泌も減ってしまいます。
成長ホルモンは肌の修復のためだけでなく
肌荒れを防ぐためにも重要なものです。
成長ホルモンの分泌を
減らさないようにするためには
質の良い睡眠がとれるように
眠る直前にはしっかりと
準備をすることが重要になります。

では、質の良い睡眠をとるために
意識したいことを紹介します。
眠る直前の飲食は控える
眠る直前に食事をすると
眠っている間も胃や腸が働いて
眠りが浅くなります。
食事や飲酒などは
眠る3時間くらい前には
終わらせるようにしましょう。
人によっては「お酒を飲むことでよく眠れる」
という方もいるかもしれません。
しかし、アルコールは
確かに寝付きは良くなるかもしれませんが
徐々に浅い睡眠が増えていきます。
夜中に目覚めることが多くなり
睡眠の質も悪いものになってしまいます。
また、「お腹が空いて眠れない」
「食事の時間が遅くなった」ときなどは
うどんなどの消化の良いものを食べるようにして
なるべく胃や腸に
負担をかけないようにしましょう。

無性に食べたい!という時も
あるでしょうが
我慢も大切です。
快適な室温に調節する
室温が暑すぎても、寒すぎても
熟睡するのは難しくなります。
夏は汗の気持ち悪さで目が覚めたり
冬は寒さを感じて、夜中に布団をかけなおしたり
どうしても睡眠の質が悪くなってしまいます。
そのため、寝具やエアコンなどで調節して
自分が快適だと思える空間を作ることが大切です。

エアコンなどは、電気代が…。
という方も
いるかもしれませんが
健康あってこそのものなので
あまり惜しまずに
使うようにしましょう。
パジャマなどの寝間着に着替える
自宅にいる間は
ずっと部屋着という方も多いでしょう。
しかし、それではなかなか
眠気のスイッチが入りにくくなることも。
眠る前に
毎日パジャマに着替えるようにすることで
それが習慣化し
眠気のスイッチが入るようになります。
パジャマなどの寝間着も
素材や機能にこだわり
季節ごとにあったものを選ぶことで
夏の暑さ対策や、冬の寒さ対策もできます。
また、肌触りの良いパジャマなどを
使うようにすることで
着替えるだけでもリラックスでき
寝付きが良くなるのでおすすめです。

人生の3分の1は睡眠時間。
とも言われているので
かなりこだわっても
損はないかと。
明かりを調節して眠る準備をする
人間の体は
太陽の光によって体内時計を調整し
時間帯に合った活動ができるようにしています。
夕焼けに近いオレンジ色の照明の下では
眠るための準備を始め
朝起きたときに太陽の光を浴びると
脳や体が活性化して
1日の活動の準備を始めます。
寝る部屋が明るいと目を閉じていても
体が光を感じて脳が時間を勘違いしてしまい
体内時計が乱れ、眠りに入りにくくなるのです。
眠る1時間前には
オレンジ色の間接照明にしたり
できるだけ部屋を暗くして
眠くなってきたら
タイマーをセットして
ライトを消すようにしてみましょう。
ただ、この時に
スマートフォンなどを見ていることでも
画面の光で体内時計が乱れ
眠気のスイッチが入りにくくなります。
眠る前には
音楽を聞くなどの光をあまり感じない
過ごし方を意識しましょう。

自分が1番リラックスできる
音楽を探してみるのも
良いですね。
決まった時間に眠る
人の体は、その人の生活に合わせて
一定のリズムを作っていきます。
そのため、毎日同じ時間に寝て・起きるという
規則正しい生活は
身体のリズムも整いやすく
質の良い睡眠につながっていきます。
しかし、仕事などの関係で
同じ時間にきちんと眠るというのは厳しい。
という方も多いかと思います。
よくあるのが、眠る時間帯にあわせて
起きる時間も変えるというものなんですが
これを繰り返すことで
生活リズムが乱れ、寝付きが悪くなり
睡眠の質も低下します。
その場合は、眠る時間を合わせるのは無理でも
起きる時間は毎日同じ時間にしましょう。
朝の始まりの時間をきちんと設定することで
体の活動のスイッチも入りやすくなり
その分、寝付きもよくなっていきます。

起き始めは
厳しいかもしれませんが
習慣になってくると
自然と目が覚めるように
なりますよ。
朝日を浴びる
『朝日を浴びる』というのは
想像以上の効果があるんです。
体内時計がリセットされる
1日というのは、24時間ですよね?
しかし、体内時計の1日は
ピッタリ24時間ではないと言われています。
元々時間にズレがあるため
生活リズムが乱れるような
夜更かしや眠る前の飲食などをしてしまうと
体内時計と実際の時間の
ズレが激しくなっていきます。
体内時計が乱れると
身体だけでなく心も不調になり
寝付きが悪く
睡眠の質も低下することに。
その結果、疲労が溜まりやすくなり
ストレスもどんどん蓄積されてしまいます。
そこで朝日を浴びることが重要に
なってくるのです。
朝日を浴びることで体内時計がリセットされて
時間のズレをなくし、体のリズムが整います。
また、自律神経も整うので
心身ともに健やかに生活できる効果があります。

寝起きで
まだ眠かったとしても
とりあえず
朝日を浴びてみましょう。
ぼーっとしていても
徐々に体が
目覚めていくのが
分かるはずです。
『メラトニン』が分泌されやすくなる
朝日を浴びて体内時計が
リセットされることで『メラトニン』という
睡眠ホルモンの分泌がストップします。
メラトニンが減少することで
体は活動する状態になります。
また、それと同時に
その14~16時間後に
メラトニンが分泌されるようになります。
メラトニンが分泌されることで
体が眠りに入る準備を始めます。
例えば、7時に起きて朝日を浴びれば
21時~23時くらいに眠くなってくるので
生活リズムが作りやすくなりますね。
美肌を目指すなら、食事も重要
質の良い睡眠をとり
肌が修復される状態を作ったとしても
肌となる元の成分がなければ
結局、肌荒れなどに
つながってしまうことでしょう。
実は肌というのはタンパク質でできています。
「タンパク質でできています!」
と言ってもピンと来ないかもしれませんが
よく化粧品に配合されている
コラーゲンやアミノ酸もタンパク質の一種です。
と言えば分かりやすいでしょうか。
そのアミノ酸が、色々な過程を経て
肌の再生に大きく関わってきます。
そのため、タンパク質を摂取することが
肌の修復や肌荒れ対策には必要不可欠なのです。
まとめ
睡眠不足による肌荒れを対策するには
しっかりと睡眠をとること。
そして質の良い睡眠をとれるように
準備をすることです。
合わせて肌に良い食べ物も摂り入れることを
意識してみましょう。
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