
皮膚を厚くする
方法はあるのかな?
そんな人におすすめの記事です。
・皮膚を厚くする方法
・角質層を育てることが大事
・角質培養について
・角質培養のやり方
薄くなってしまった皮膚をなんとかしたい
という人は多いはず。
しかし実際のところは
皮膚を厚くしたいのは過程であって
今抱えている肌トラブルが改善できるのなら
別に皮膚が厚くならなくても良い
と考えているのではないでしょうか。
私の場合は、生まれつき皮膚が薄いことで
赤ら顔になってしまっていますが
顔の赤みを減らすことに成功しています。
今回は私も常に行っている「角質層を育てる」
という方法の記事になります。
皮膚を厚くすることはできる?
調べてみると
「皮膚を厚くする方法はない。」
という考えもあれば
「厚くすることもできる。」
という人もいます。
実際のところどうなのかと言うと
間違ったスキンケアなどで
薄くなった皮膚を元に戻すことを
「皮膚を厚くする」
と言っていることが多いようです。
「じゃあ、生まれつき
皮膚が薄い場合は諦めるしかないの?」
と感じる方もいるでしょうが
諦めるのは早いです。
たとえ皮膚を厚くすることができなくても
皮膚の薄さによる肌トラブルを
改善することはできます。
それが角質層を育てるということです。

後天的に皮膚が薄くなった人は
同時に回復を目指すことも
できます。
角質層を育てる
私たちが普段触れている
皮膚の表皮の部分は
4層の角質の層で出来ています。
この1つ1つの層を育てることが
ほてりやすい肌の改善につながります。
バリア層でもある角質層の角質1つ1つが
よく育ったものに変わっていくことで
肌表層の水分量が一気に増えます。
これが比熱の高い水のバリア機能となり
表皮・真皮・神経に伝わる刺激が
ストレートにではなく
間接的でソフトな刺激に変わっていくのです。
暑さ・冷たさがゆっくりと伝わるようになるので
過敏な反応が起こらなくなり
痒みの症状を抑えることや
外部の温度変化でほてりにくいようになります。
肌が育つケアでよい状態を維持し
育ったバリア層で守られた
刺激の少ない穏やかな環境が継続されると
過敏な毛細血管の反応や炎症も減少し
赤みは減少、ほてる頻度も少なくなっていきます。
このような環境で
肌が日々作り替えられていくことで
様々な肌トラブルが解消されていくと
考えられます。
しかし、角質層を育てるにはどうしたらいいの?
と感じますよね。
そんな人におすすめなのが『角質培養』です。
角質培養とは
「角質培養」は
角質の肌バリア機能を正常化し
その結果、角栓の状態もよくなるという方法です。
「角質培養」とは
角質を無理に取り除かずに
自然に任せて育てていくというスキンケアです。
ネットから生まれた言葉で
医療用語ではありません。
角質培養とは
薄くなった角質細胞が
しっかり成熟するまで育つように見守り
正常な角質層の厚みを取り戻させることで
肌のバリア機能を正常にすることを言います。
元々、角質培養はネットや
ブログなどで広がっていった考え方で
皮膚科学に基づいた方法論が
確立されているわけではありません。
しかし、角質層をしっかり育てる手段として
皮膚の薄さによる肌トラブルには
有効であると言えます。

正常な角質細胞が育つまで皮膚に
角質を留まらせることから
「垢ため」とも呼ばれています。
角質培養の効果
毎日ゴシゴシと力を入れて洗顔をしたり
洗浄力の強いクレンジングや
洗顔料で肌の油分を取り過ぎていたりするのは
肌にも良くありません。
また、ニキビや肌荒れの原因を古い角質と考え
ピーリングをしすぎていると
肌のターンオーバーが急かされてしまい
角質細胞がしっかり育ちきっていない
未熟な角質層が出来てしまいます。
未熟な角質層は
いくらスキンケアを行っても
厚く育てることができません。
つまり1度未熟な角質層ができあがってしまうと
ケアの方法を変えない限り
常にバリア機能の低い肌になってしまいます。
これにより赤みやかゆみ
ピリピリとした痛みを感じる敏感肌
顔のほてりの原因になるのです。
角質培養は
毎日のお手入れで肌にかかっていた
負担をできるだけ減らし
肌を休ませることで
内側から正常な角質細胞を育てるとともに
肌が自ら適切な量の皮脂を分泌するなど
皮膚本来の自然な保湿力を高めるために
効果的とされています。
角質培養で成熟した角質細胞が揃うと、
ターンオーバーが正常になり油分や古い角質が
肌に留まらなくなるため
ニキビなどの肌トラブルも減ります。
角質培養のやり方
角質細胞が成熟するまで育てるためには
今まで与えていた刺激を与えないことです。
つまり最低限のケアにとどめ
できるだけ肌になにもしないことが大切です。
具体的には、化粧・洗顔・クレンジング
保湿・紫外線や外気温などで生じる
刺激をできるだけ少なくし
角質が正常に育つまで見守ること。
皮膚の薄さによる肌トラブルを改善するには
角質培養を常に行っていきたいところです。
しかし、最近では角質培養を
角栓培養と勘違いしてしまっている人も多く
注意が必要です。
角質と違い角栓が大きくなるということは
毛穴が大きくなってしまうということ。
1度大きくなった毛穴はスキンケアなどで
後から小さくすることは不可能です。
そのため、しっかりとしたやり方で
角質培養を行うのが大切になります。
化粧
化粧はしないのが理想ですが
人によっては
そういうわけにもいかないでしょう。
できればなるべく薄めの
ナチュラルメイクを心がけましょう。
クレンジング
クレンジングもできれば
しないようにしたいところ。
なるべく洗顔料で落ちる程度の化粧にし、
どうしても油が気になる場合に部分的に
使用するようにしましょう。
クレンジングを行う前には
ホットタオルを使い毛穴を拡げておくことで
同時に角栓もとれやすくなります。
メイクをしっかり落とそうと
肌に触り過ぎないのもポイント。
クレンジング剤をハンドプレスで優しく馴染ませ
ぬるま湯ですすぐように意識しましょう。
また、オイルクレンジングは
洗浄力が強いものが多いので
ミルククレンジングなどの
肌に優しいものを使うと良いでしょう。
洗顔
洗顔は、手やスポンジなどでゴシゴシと
こすらないことはもちろんですが
使用する洗顔料にも刺激物が入っていないか
確認して使うようにしましょう。
できれば合成界面活性剤などを使っていない
泡立ちの良いものや
保湿成分の入っているものを使用しましょう。
逆にスクラブ剤の入った洗顔料や
角質を落とすピーリング成分は
普段使いしないようにしましょう。
角栓のケアのためには
ピーリング成分の入ったものを使うのも必要ですが
使用は週1度くらいにすると良いです。
角栓ケア用に週1で使う
洗顔料としておすすめなのが酵素配合の洗顔料。
参考としてはこういったもの。
洗顔をするときは、たっぷりの泡で
肌に刺激を与えないように洗うのがポイント。
手で洗うというより、泡で洗うという
イメージで、優しく洗顔しましょう。
保湿
保湿は必ず行うようにしましょう。
保湿には、保湿力の高い成分が配合された
化粧水などを選ぶとよいでしょう。
保湿成分にはいろいろとありますが
バリア機能を高めてくれる
『ヒト型セラミド』配合のものがおすすめです。
私も使っていておすすめなのがこちら。
紫外線対策
紫外線対策もできるだけ行いましょう。
化粧をするのであれば、
SPF(紫外線防御指数)やPA(UV-A防御指数)
表示のあるものを使ってみましょう。
ただし、日焼け止めや
UV機能のある化粧品を使う時は
厚塗りすると肌への刺激が強いのでほどほどに。
また、効果の高い日焼け止めは
その分落とすための洗顔や
クレンジングが必要になります。
できるだけ化粧品などに頼らずに
日傘を差したり、帽子を被ったりすることで
対策するようにしましょう。
規則正しい生活
健康な皮膚を作るためには
身体の内側からのケアを
充実させることも大切です。
角質培養中は質のよい睡眠や適度な運動をして
規則正しい生活を心がけましょう。
まとめ
角質培養の基本は
できるだけ肌への刺激を抑えることです。
そのためには
まず化粧や洗顔・クレンジングを見直して
角質が育つ環境を作りましょう。
すぐに納得のいく成果はでないかもしれませんが
継続して続けることが大切です。

少しずつ始めてみましょう。
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