顔のほてり・冷えのぼせの
原因って何？
対策するにはどうしたらいい？
こんな疑問に答えます。
・顔のほてり・冷えのぼせの４つの原因
・ほてりにくい体質になるための5つの対策
何の前触れもなく、突然症状が出る
顔のほてりや冷えのぼせ…辛いですよね。
この記事では、その主な原因と
ほてりにくい体質になるための対策を紹介します。
顔のほてり・冷えのぼせの原因
顔のほてり・のぼせは病気などを除けば
自律神経の乱れが原因になります。
自律神経が乱れ
交感神経が働き過ぎることによって
血管が収縮し、血の巡りが悪くなります。
血の巡りが悪くなり
十分な血液が足りないと感じると
身体は本能的に
頭部に血を送ることを優先しだします。
すると顔の主に頬には
たくさんの毛細血管があるため
熱を持った血液がたくさん流れ込み
顔が一気にほてる原因になってしまうのです。
では、自律神経はなぜ乱れてしまうのでしょうか。
それには５つのことが考えられます。
ストレス
ストレスには
人間関係や仕事のプレッシャーなどの
悩みや不安による精神的なストレス。
過労、怪我、音、光、温度なども
身体的なストレスとなって
自律神経の乱れの主な原因になります。
そのストレスが過剰になると
交感神経と副交感神経のバランス、
つまり自律神経のバランスが乱れて
交感神経が優位な時が多くなります。
また、人前に立つなどの
激しい緊張や不安を感じることで
一気に顔がほてった経験がある人も
いるのではないでしょうか。
激しい緊張や不安は
交感神経の急激な働きの原因になり
これは赤面症とも呼ばれています。
睡眠不足
私たちの体は
常に一定の生体リズムに従って働いています。
１日は２４時間ですが
私たちの体内時計は
きっちり２４時間ではありません。
そのため、慢性的な寝不足や昼夜逆転
不規則な生活などを続けていると
生体リズムが狂っていき
自律神経のバランスを乱す原因になります。
運動不足
運動不足は血行不良の
大きな原因と言われています。
私たちの体は筋肉を動かすことで
全身の隅々まで血液が循環するため
体を動かさずにいると
当然血の巡りは滞ってしまいます。
血行不良になると
手や足の先まで十分に血液が巡らないため
手足が冷えるようになります。
しかし、この時も人の体は
本能的に頭部の温度は下げないようにするために
『冷えのぼせ』が起きやすくなります。
食生活の乱れ
カフェインやアルコールの摂取し過ぎは
交感神経を刺激して
働きを優位にしてしまいます。
つまり自律神経が乱れやすい状態になります。
また、冷たい飲み物を
たくさん飲んだりするなどの体を冷やす行為も
自律神経が乱れる原因に。
顔のほてりが気になる場合
飲み物は常温やホットで飲むように
意識することも大切です。
激しい気温差
特に季節の変わり目や
冬場の室内や室外など
気温差が激しい時期もあるでしょう。
ただ、この気温差が身体にも影響を与えるのです。
それは気温差に対応しようと
体温を調整している
自律神経に大きな負担がかかり
自律神経が乱れてしまうからなのです。
ほてり・のぼせにくい体質になる生活習慣
顔のほてり・のぼせは
体温を調節する自律神経の働きが低下し
交感神経に偏ることで起こります。
では自律神経を整えるためには
どんなことをすれば良いのでしょうか。
ストレスを解消する
ストレスというのは
自分も気付かない内に溜まっていくもの。
しかし、ストレスが溜まってくると
自律神経のバランスも乱れやすくなります。
そのため、普段からストレスを解消するための
行動を意識しましょう。
でも何をすればいいの…？
難しく考えずに好きなことをしましょう。
ストレスの解消法は人それぞれで
決まった形はありません。
スポーツ、ゲーム、釣り、読書などの
趣味を楽しむのも良いですし
美味しい物を食べる
単純に眠るのが好きなら、それでも良いのです。
まずは、自分にとっての好きなこと
ストレス解消になることを考えてみましょう。
食生活を見直す
自律神経の乱れにつながるため
なるべく控えるようにしましょう。
また、普段から赤ら顔が気になるのなら
糖質や脂質の摂取も控えめにして
バランスの良い食事を心がけましょう。
糖質や脂質は肌の炎症を抑える
「肌ビタミン」とも呼ばれる
ビタミンＢ２やＢ６を消費してしまいます。
赤ら顔や顔のほてりは毛細血管の拡張によるもの。
これは１つの炎症とも考えられることもあるため
ビタミンＢ２・Ｂ６が重要になることも。
また、ビタミンには抗ストレス作用もあるため
自律神経にも良い影響を与えられます。
そのため、普段からビタミンを摂取するのを
心掛けると良いでしょう。
ただ、なかなか意識して摂り入れられない場合は
サプリメントを使用するのも１つの手段です。
適度な運動
顔のほてりの症状が出る理由として
多いものの１つに運動不足があります。
それには
ふくらはぎの筋肉が関係しているのです。
足の筋肉、
特にふくらはぎは第２の心臓とも言われており
「ミルキングアクション」という
血液の循環機能があります。
この機能が衰えていると
下半身に溜まっている血液が
心臓に戻りにくくなるため
下半身や足先が冷えやすくなり
逆に顔はほてりやすくなります。
また、筋肉は運動により熱を作り出すことから
筋肉量が少なくなると
熱が作られにくくなり
冷えやすい状態になります。
そのため
運動不足は血の巡りが悪くなり
足や手に熱が送られにくくなる
という２重の意味で
冷えの大きな原因になるのです。
そんな冷えと顔のほてりを対策するには
適度な運動をして
足の筋力を上げることが有効です。
ただ、なかなか運動できない！
ということも多いでしょう。
そんな時には、ふくらはぎだけでも
マッサージしてあげるようにしましょう。
十分な睡眠をとる
睡眠不足や質の悪い睡眠は
体内時計が狂ってしまうことになり
自律神経の乱れの原因にもなります。
そのため、しっかりと睡眠時間を確保することや
寝る前の１時間はスマホなどを使わないように
意識することが重要です。
理想的なのは
毎日決まった時間に寝て
決まった時間に起きること。
どっちもは難しい！という人は
起きる時間だけでも
毎日決まった時間に起きる習慣をつけましょう。
温度差を減らす
温度差を感じるような季節の場合は
なるべく温度差が
なくなるように意識してみましょう。
暖かい場所から気温が低い場所に移動する場合は
顔にマフラーを巻くのが有効です。
マフラーを巻くことで
逆に気温が低い場所から暖かい場所に戻っても
気温差が少なくなるため
顔がほてりにくくなります。
また、冬などによく足が冷える場合は
靴をあらかじめ温めておくのも１つの手段です。
どうやって温めればいいの？という場合は
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冷えを改善する商品を使う
特に冷えのぼせの症状に悩まされている人は
足の冷えを改善してくれる商品を使うことで
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まとめ
顔のほてり・冷えのぼせの改善には
日々の積み重ねが大切になってきます。
ストレスになるほど
神経質になってまでやる必要はありませんが
なるべく意識して生活するようにしてみましょう。
少しずつ始めてみましょう。
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