子供の時期の毛細血管拡張症の
原因って何…？
こんな疑問に答えます。
この記事では、毛細血管拡張症に悩み続けて
１０年以上の筆者が、子供の毛細血管拡張症の
原因について解説していきます。
子供の毛細血管拡張症の原因
子供の時期に発症する毛細血管拡張症の原因は
遺伝と環境の２つにあると考えられます。
親が毛細血管拡張症になりやすい肌質の場合
子供にもその肌質が遺伝して
毛細血管拡張症になりやすくなります。
私も生まれつきの毛細血管拡張症なのですが
私の母が毛細血管拡張症で、肌質も私と
よく似ているため、これは遺伝なのかな…
と感じています。
このように、毛細血管拡張症は遺伝による
要素も多く、生まれつきの毛細血管拡張症の場合は
その影響も大きいでしょう。
ただ、毛細血管拡張症になりやすい遺伝子を
持っていたとしても、必ずしも毛細血管拡張症に
なるとは限りません。
それには環境によるものも影響しているからです。
というのも、毛細血管拡張症の人は寒い地域に多く
逆に暑い地域には、少ないとされているのです。
それだけでなく、元々暑い地域で過ごしていた人が
寒い地域に移り住むことで、毛細血管拡張症が
発症した、という事例もあります。
では、毛細血管拡張症には、どのような
遺伝要素と環境の要素があるのでしょうか。
ちなみに、私も寒い地域で
生まれ育ちました。
色白
毛細血管拡張症になりやすい人は
色白の人に多いとされています。
日に焼けても赤くなるだけで、なかなか肌色が黒く
なりにくい色白の人は、肌がキメ細やかで
綺麗な肌質ですが、皮膚が薄いことが多いです。
元々皮膚が薄いことで、毛細血管の赤みが透けて
しまい、毛細血管拡張症、つまり赤ら顔に
見えてしまうのです。
皮膚が薄い
顔には、皮膚に栄養を送るために
毛細血管がたくさんあります。
本来、毛細血管は皮膚の表面から見えることはない
ですが、本来より皮膚が薄いことで透けて
赤く見えてしまうことがあります。
特に顔の中でも、頬や鼻は元々皮膚が薄いので
赤みが透けて見えやすい場所になります。
毛細血管が多い
生まれつき毛細血管の量が多い場合もあります。
赤ら顔の赤みは、毛細血管の赤みのため
毛細血管の量が多いことによって
赤みも強くなります。
そのため、特に皮膚が薄くなくても
毛細血管拡張症の症状が出る原因になることも。
寒暖差
毛細血管は、血管を拡張・縮小させて
ある一定の温度を保つ働きがあります。
しかし、寒い地方などで温度差の激しい野外と
室内の出入りを繰り返すことによって
毛細血管が拡張と縮小を繰り返し疲れてしまい
血管が拡張されたままになることがあるそうです。
そのため、寒い地方には
毛細血管拡張症の人が多い傾向にあります。
子供の毛細血管拡張症を改善するには
近年では、赤ら顔やシミなどを消すために
レーザー治療を受けるお子さんも
少なくはないようです。
しかし、金銭面やダウンタイムの関係で
レーザー治療以外の方法で改善させたい。
という人は
そもそも毛細血管拡張症じゃない可能性も
毛細血管拡張症は
赤ら顔の症状の出る疾患の１つです。
しかし、赤ら顔の症状が出る疾患は
毛細血管拡張症だけではないんです。
しかも、厄介なことに初期症状が毛細血管拡張症と
見分けがつかない、なんてことも少なくありません
「正直、よく分からない」という場合は
医師の方に１度診てもらうと良いかもしれません。
参考までに、その他の赤ら顔の症状が出る
疾患については、こちらの記事で紹介しています。
まとめ
子供の頃の毛細血管拡張症の原因は
遺伝や環境によるところが大きいです。
しかしそれ以外にも、自律神経の乱れや
ホルモンバランスの乱れも原因とされているため
生活習慣を見直すことも、時には大切になります。
即効性はありませんが
規則正しい生活を続けることで
少しずつですが改善できます。
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