
敏感肌ってなに?
敏感肌になる原因って?
敏感肌を治すためには?
こんな疑問に答えます。
・敏感肌とは
・敏感肌になる8つの原因
・敏感肌を治すための5つの方法
この記事では、敏感肌を改善した、赤ら顔の筆者が
敏感肌とは何なのかについてを始め、敏感肌の原因
治療法について解説していきます。
敏感肌とは
敏感肌とは、肌のバリア機能が低下しているため
少しの刺激にも反応してしまう肌の状態のこと。
と言っても、敏感肌には明確な定義はなく
洗顔した後や、保湿のスキンケアアイテムを
使った時に、特に目に見えた異常はなさそうなのに
ピリピリとした刺激を感じる、肌がつっぱる感じが
する、といった状態を呼ぶことが多いです。
敏感肌の多くは、乾燥肌であることが多く
乾燥状態の改善や、肌のバリア機能を整えることで
症状が改善することが多いようです。
敏感肌の原因
では、敏感肌になってしまう原因としては
どのようなものがあるのでしょうか。
乾燥
敏感肌の原因の中でも多いのが乾燥によるもの。
空気の乾燥している冬季ばかりでなく、夏季でも
エアコンなどを使用する時は、室内が乾燥するので
注意が必要です。
また、お風呂上りや洗顔後のスキンケアを怠ると
水分が失われ、こちらも乾燥の原因に。
紫外線
紫外線は肌を酸化させ
肌のバリア機能を低下させてしまいます。
そのため、肌が乾燥しやすくなり、乾燥肌や
敏感肌になる原因になってしまうのです。
花粉・大気汚染物質
春や秋などの季節の変わり目に
敏感肌になりやすい場合は
花粉の影響かもしれません。
気候の変化に体がついていない時期でもあり
花粉が引き金となって肌トラブルが
出やすくなります。
そして、年間を通して気を付けたいのが大気汚染。
細かい粒子の化学物質などが毛穴に入ると
皮脂と結び付いて炎症を起こし
肌のバリア機能の低下の原因になります。
ストレス
知らないうちにたまったストレスも
乾燥や敏感肌の原因になっています。
ストレスが積み重なってくると
体は免疫力が低下します。
すると、肌の免疫力も低下し
バリア機能が弱くなってしまいます。
また、肌の再生力も低下し、敏感肌が治りにくく
長引く原因にもなります。
睡眠不足
夜更かしや眠りが浅い、また就寝時間が日によって
変わってくると、敏感肌のリスクが高まります。
というのも、皮膚は眠っている間にダメージを
修復して、新しい皮膚をつくっています。
寝不足が続くと、修復がうまくいかずに
ターンオーバーにも影響。
肌荒れや、肌のバリア機能の低下の原因になります
食生活の乱れ
肌というのは
私たちの食べている物で出来ています。
そのため、栄養が偏ったり、不足していると
肌の状態が悪くなり、ターンオーバーが乱れる
原因に。
ターンオーバーが乱れることで、肌のバリア機能が
低下し、敏感肌になる原因になってしまいます。
女性ホルモンの減少
女性ホルモンは、男女関係なく人の体に存在する
非常に大事な成分になります。
しかし年齢を重ねると、どうしても
女性ホルモンの分泌量が減ってしまいます。
女性ホルモンが減ることによって、肌弾力の元に
なる、コラーゲンやエラスチンの量が減ってしまい
肌細胞を作る力も弱くなるので、肌が薄くなり
乾燥肌や敏感肌になる原因になります。
また、女性の場合、生理前や生理中、妊娠などでも
女性ホルモンが減少するため、肌の状態が悪くなり
敏感肌になることもあります。
間違ったスキンケア
肌に合っていない化粧品やシャンプーなどを
使い続けることで、肌がダメージを受け
刺激に過敏になることも原因のひとつです。
また、肌をゴシゴシとこすって洗うのも
表皮を傷つけ、敏感肌になる原因になります。
敏感肌を治すためには
敏感肌を治すために、意識したいことが
5つほどあります。
順番に見ていきましょう。
優しく・丁寧にスキンケアをする
敏感肌は、刺激に過敏な状態です。
このような状態で、刺激を与え続けると
症状の悪化や、炎症の原因にもなります。
肌の回復を邪魔しないためにも
なるべく肌に刺激を与えないように
優しく・丁寧にスキンケアをしましょう。
クレンジング
クレンジングを行う時に、しっかりメイクを
落とそうと、肌をこすってはいないでしょうか?
クレンジングを行う時でも
肌をゴシゴシとこするのはNGです。

じゃあ、どうすればいいの?
クレンジング剤を
ハンドプレスで優しく馴染ませましょう。
しっかり馴染んだら、常温または
少しぬるめのお湯で優しくすすぎます。
この後の洗顔も合わせれば
大体のメイクは十分に落ちます。
もし、この方法では落としきれない!というほど
濃いメイクの場合は、肌への負担もかなり大きく
なっています。
できれば、こすり洗いをしなくても良い程度の
メイクに変更することをおすすめします。
洗顔
洗顔をするときは、泡立てネットでしっかり泡立て
たっぷりの泡で肌に刺激を与えないように
洗うのがポイント。
手で洗うというより、泡で洗うという
イメージで、優しく洗顔しましょう。
洗い終わったら、常温または
少しぬるめのお湯で優しくすすぎます。
最後に清潔なタオルでゴシゴシと拭くのではなく
顔を押さえるようにして、水分を拭き取ります。
保湿
洗顔後の肌は、とても乾燥しやすい状態です。
乾燥は、敏感肌の原因で最も多いもの。
洗顔が終わったら、すぐに保湿をしてあげましょう
保湿をする時も、優しく丁寧に。
ハンドプレスで優しく馴染ませましょう。
バリア機能を高める成分を取り入れる
ヒト型セラミドなど、バリア機能を高めてくれる
成分を取り入れるのも有効な手段です。
肌のバリア機能がしっかりと働くことで
紫外線や摩擦、乾燥した空気などの刺激から
肌を守ってくれて、水分も保持しやすくなります。
紫外線を避ける
敏感肌は、肌のバリア機能が低下しているため
紫外線の影響をとても受けやすくなっています。
日焼け止めクリームを普段から使うようにしたり
帽子などで直接光をさえぎるようにしましょう。
十分な睡眠をとる
肌の修復のためには、成長ホルモンが必要ですが
成長ホルモンは寝ている間に最も分泌されます。
そのため、夜更かしや睡眠の質が下がる
ようなことは、なるべく控えましょう。
肌のためにも、毎日決まった時間に寝て
決まった時間に起きるのが理想と言えるでしょう。
ホルモンバランスを整える
女性ホルモンの『エストロゲン』が低下することは
皮膚が薄くなる原因になり、水分を保持しにくく
なるため、乾燥肌・敏感肌の原因になります。
しかし、年齢と共に女性ホルモンの分泌が減るのは
誰にでも起こる、避けようのないことです。
ではどうしようもないのか。
と言うとそういうわけでもありません。
世の中には、『エストロゲン』と同じ働きを
してくれる成分や、ホルモンバランスを整えて
くれる成分があります。
そういった成分を積極的に摂り入れることで
敏感肌を始めとした、肌トラブルを抑えることが
できます。
詳しくは、こちらの記事で解説しています。
まとめ
では、まとめです。
・優しく丁寧にスキンケアしよう
・肌のバリア機能を高めよう
・紫外線を避けよう
・十分な睡眠をとろう
・ホルモンバランスを整えよう

少しずつ始めてみましょう。
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